コーヒーを飲む人は絶対に知っておきたい、コーヒーと口臭の関連性
皆さんは毎日の生活に欠かせないものはありますか?
運動であったり、タバコであったり、紅茶やお酒など、たくさんありますね。
私の毎日欠かせないもの、それは『コーヒー』です。朝起きての目をさますためのコーヒー、仕事が一段落して、一段落ついた後のコーヒー、食事の後の一服のコーヒー、もはや意識するわけでもなく、当たり前のように飲んでいます。
自販機でも必ずコーヒーがありますし、スタバやドトールなどのカフェもそこらかしこにありますね。毎日飲んでいるコーヒーですが、こんな話を聞いたことはありませんか?
『コーヒーを飲んだ後は口臭がひどくなる』
私も初めて聞いた時はびっくりしました。え?コーヒーと口臭ってなにか関係あるの?と…
残念ながら、コーヒーと口臭には密接な関係があります。詳しく解説してみますので、コーヒー好きの方はぜひ覚えておいてくださいね。
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コーヒーを飲みすぎたらどうなるの?
コーヒーと口臭の関係の前に、コーヒーは健康にいろんな作用があることはご存知でしょうか?コーヒーは飲むことで健康にsまざまな影響を及ぼします。
コーヒーの影響として有名なものに以下の3つがあります。
胃酸が過剰に分泌され胃痛を引き起こす
デメリットになるのですが、コーヒーに含まれるカフェインには胃酸を分泌させる作用があります。コーヒーを飲みすぎると胃酸が過剰分泌されて胃痛、胸焼け、逆流性食道炎の原因となります
貧血の原因となる
コーヒーに含まれるタンニンには、鉄分の吸収を妨げる効果があるといわれています。その結果、貧血を引き起こす原因となります。
眠りが浅くなる
これは有名かと思いますが、カフェインには覚醒作用があります。過剰にとりすぎれば眠りが浅くなり、睡眠不足の原因となります。
このように、コーヒーには口臭以外にも以外な健康への影響があります。コーヒーにはいい効果も悪い効果もありますが、総じて飲みすぎると悪い効果を引き起こすものが多いです。
では、本題の口臭に関してはどうでしょうか?
コーヒーと口臭の関係は?
コーヒーがなぜ口臭を引き起こすのか?大きな原因の1つはカフェインです。
カフェイン(英: caffeine, 独: Coffein)は、アルカロイドの1種であり、プリン環を持ったキサンチンの誘導体として知られている。興奮作用を持ち精神刺激薬のひとつである。カフェインは、アデノシン受容体に拮抗することによって覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用を示す。
カフェインに含まれる利尿作用が口臭を増やす
カフェインには利尿作用があることをご存知ですか?コーヒーの他に緑茶などにもカフェインが含まれています。
コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があります。コーヒーや緑茶を飲んだ後はすぐトイレに行きたくなる、という経験のある方も多いのではないでしょうか?
体の水分を排出した後は口の中の唾液の分泌量も減ってしまいます。
そのため、コーヒーを飲んでも水分補給はならず逆に喉が乾いてしまいます。口の中の唾液量が減ると、口内の殺菌作用が抑えられて口内の雑菌の割合が増えます。
その結果口臭につながってしまいます。
自律神経が活発になり、口臭がひどくなる
眠気覚ましにコーヒーを飲むことってよくありますよね。ご存知のように、コーヒーには覚醒作用が含まれており、交感神経を活発にする効果があります。交感神経は運動しているときや集中している時に活発になり、活動的になる効果があります。
一方休息している時に活発になるのは副交感神経です。
先程、口の中の唾液の量が口臭に関わってくるとありましたが、実は交感神経が活発になっている時は唾液はあまり分泌されません。
コーヒーを飲むことで交感神経が活発になり、唾液がでにくい環境になってしまいます
結果、口内の殺菌が追いつかずに口臭の原因となってしまいます。
コーヒーの成分が舌に付着し、口臭の原因になる
コーヒーを飲んだ後に舌が白くなっていることがありませんか?これはコーヒーの成分が舌に付着してしまっているからで、口臭の原因になります。
独特の嫌な臭いがするばかりか、菌のエサとなって口内環境を悪化させます。
唾液が少なくなってしまっているところにダブルパンチというわけです。口内環境はますます悪化、気づかないうちに悪臭を相手に振りまいてしまいます。
口臭が気になってコーヒー飲めないという方へ
こんな話を聞いてしまっては、気軽にコーヒーを飲めなくなってしまいますよね。飲むたびに口臭を気にするようになっては、せっかく落ち着くひとときが台無しです。
でもご安心ください!コーヒーと口臭の関係性をしっかり理解していれば問題ありません。
なぜなら、食後にコーヒーを飲むことは健康にいいといわれているからです。コーヒーに含まれる成分が胃液の分泌を促進し、消化を助けることが実証されています。
また、コーヒーに含まれる成分は脂肪を燃焼させる効果もあるため、ダイエットにも効果的です。
でも口臭が…
と気になる方のために、コーヒーを飲んだ後にも口臭を発生させない方法を考えてみましょう。
コーヒーの後に水を飲む
コーヒーに含まれる成分が口の中の唾液の量を減らし、口臭を発生させることがわかりました。
コーヒーが体の水分を排出させる効果があるのなら、水を飲んで補っちゃえばいいじゃない!ということ。
デトックス効果も相まって非常に体にいいためおすすめです。
コーヒーを飲んだ後に歯を磨く
基本中の基本ですね。
コーヒーを飲んだ後に口臭を発生させないために、しっかりと歯を磨きましょう。舌に付着してしまったコーヒーの成分もしっかり洗い落とすことが大事です。
しっかり歯を磨いておけば、口臭の原因となる雑菌の繁殖を防ぐことができますね。
口臭サプリを飲む
口臭を抑えることができるサプリを飲んで、コーヒーから発生する口臭を押さえ込みましょう。
ただ、サプリの効果が切れてしまうと口臭が発生する可能性があるので、あくまで応急処置や、歯を磨いた後に2段構えで口臭を防ぐといった使い方がいいですね。
コーヒーと口臭まとめ
コーヒーが口臭の原因になるってわかっていても、なかなかやめられないですよね。
コーヒーを飲んだら必ず口臭が発生するわけではなくて、方法次第で口臭を抑える事もできますし、気にしすぎることはよくありません。
ただ、お腹が空いている状態でコーヒーを飲んで、そのまま放置すると大変なことになってしまうかもしれないのでご注意を。
コーヒーを飲むことにメリットもたくさんあります。
相手を不快にさせることなく、素敵なブレイクタイムを過ごしたいものですね。