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タバコ喫煙者の口臭の4つ原因とは!?手軽にできる4つの予防法

タバコを吸う喫煙者は、喫煙している本人が思うよりずっと口臭がキツイ方が多いです。『百害あって一利なし』と呼ばれるタバコですが、言葉の通り自分に対して小さくないデメリットがあるんです。

タバコ喫煙者の口臭の原因やそれに伴う悪影響、そして簡単にできるタバコによる口臭予防法をまとめてみました。

タバコ喫煙者の口臭って?

タバコ喫煙者の口臭は柿(またはリンゴ)が腐ったような臭いがその人との口臭と混ざって独特な悪臭がすると言われます。この口臭の事実を想像するだけでも、タバコ喫煙者本人にとっても周りの人にとっても自分にとっても嫌な臭いですよね。

もしかしたらタバコ喫煙者自身はあまり気にならないかと思いますが、実はタバコを吸う習慣のない方はすぐにタバコ喫煙者という事がわかるくらい、タバコの臭いは強く染みついているものです。

臭いの中でも口臭は特に他人から言われにくい分、自分で気づくまでわかりません。でも、タバコの怖いところは口臭が酷くなる、それだけではありません。

タバコは歯周病のリスクを高める

タバコに含まれているニコチンとタール、実はこれら2つは依存性があるだけでなく歯周病を引き起こすリスクを高くするのです。

なぜならタバコを吸うことで口腔内の毛細血管が収縮し、歯肉炎になりやすくしてしまうのです。タバコが原因で歯肉に炎症が起きると膿や出血が出るため歯周病独特の悪臭とタバコの臭いが混ざりよけいに口臭が酷くなります。まさに悪循環ですね。

日本臨床歯周病学会ではタバコ喫煙者と歯周病の関係についてこのように発表しています。

『タバコ喫煙者の口は臭いです。これはタバコのヤニがついて汚くて臭うだけではなく、歯周病(歯槽膿漏)にかかりやすい状態にある上に酷くなりやすいので、更に治療しても治りにくいことがわかっているからです。

ある統計データによると喫煙者が歯周病にかかる危険性は1日タバコを10本以上も喫煙すると5,4倍に、10年以上吸い続けると4,3倍にまで上昇し、また、重症化しやすくなります。』

参考 日本歯周病学会

タバコとは恐ろしいものですね。

タバコが原因の4つの口臭

タバコには口臭になる原因が4つもあります。この4つは皆さんも聞いたことのあるものばかりですので1つ1つ見ていきましょう。

タールによる口臭

吸い終わったフィルターに茶色いシミがついていませんか?これがタールです。タールとはヤニと表現されることも多く、歯や舌、歯茎などに付着してひどい口臭やヤニ汚れの原因になるのです。

ニコチンによる口臭

ニコチンには血管を収縮させる効果があります。口内の血管を収縮させてしまい口内に酸素を運ぶことができなかったり、歯周病の原因になりそこから口臭に繋がることが多いです。

一酸化炭素による口臭

タバコに一酸化炭素?と思うかもしれませんが、口内ではタールやニコチンと同様に一酸化炭素も充満しています。口臭の原因になるこの一酸化炭素は、酸素を運ぶヘモグロビンと結合する効果があり、口内への酸素を運ぶことを阻害します。

酸素を運ぶことを阻害されることで口内が乾いてしまい、唾液の分泌が少なくなってしまいます。

一酸化炭素がある証拠に、初めてタバコを吸ったときに頭がくらくらしたり目がチカチカしたことはありませんでしたか?実はこれが一酸化炭素が原因だという証拠なのです。

タバコ喫煙後の口臭予防

タバコのリスクを上記でわかりましたね。でも「身体に悪いのはわかってる。それでも、タバコは止められない!」という方もいると思います。

愛煙家が喫煙後にどう対処すれば良いのか、タバコが原因の口臭の予防法についてまとめてみました。

タバコの喫煙後には、すぐに水を飲む

タバコを喫煙をするということは鼻呼吸ではなく口呼吸をしている、ということです。口呼吸をすると口内が乾いてしまい結果的に口臭に繋がります。

なので、タバコ喫煙後はすぐに水を飲むようにしましょう。口の中が潤っていると臭いの原因菌が繁殖しにくい環境になります。

タバコ喫煙後に、アルカリイオン水でうがいをする

タバコ喫煙後の口腔内は酸性になっています。なので、アルカリイオン水でうがいをすることで中和させて細菌が増えないように予防するのです。

ちなみにタバコの後やタバコを吸うときと一緒にコーヒーを飲む人がいますが、コーヒーは口臭をひどくさせる原因にもなります。もともとコーヒー自体が口臭の原因なのでコーヒーを飲むときは水を飲むように気を付けましょう。

普段からできる口臭予防

喫煙後ではなく、普段からできる口臭予防についてもまとめました。普段から口臭予防を心がけることによって、タバコの口臭も抑制することができます。

ウーロン茶を飲む

ウーロン茶に含まれている「タンニン」には殺菌作用があり、口の中にいる細菌の増殖を防ぎます。その他にもワインにも含まれている「ポリフェノール」、緑茶などにも含まれている「カテキン」といった殺菌作用のある飲み物は、虫歯の原因菌であるミュータンス菌を抑制させることができます。

ウーロン茶や緑茶を普段から飲むことで、喫煙時の口臭も抑制できるでしょう。

ガムを噛む

普段よく使用する人も多いコンビニでも売っているものでも簡単に口臭対策ができます。例えば、タブレットやガムを噛むことで口臭対策ができるのです。

もし、ガムを選ぶときはキシリトール入りのミントガムをオススメします。キシリトール入りなら虫歯対策にもなりますし、ミント入りのガムは口臭を覆うようにするので口臭対策にもなるのです。

それに、噛む回数が多くなることで唾液の分泌量を増やすことができます。

口臭対策3 舌を磨く

鏡を見たとき、舌の中央部分に白い汚れがあることはありませんか?これは舌苔(ぜったい)と呼ばれる細菌の固まりなのです。1日1回できれば朝に舌ブラシで舌を優しく傷がつかないように磨くことが大切です。

普通の歯ブラシではダメです。なぜなら、傷がついてしまうと血が出てしまいバクテリアや細菌の格好のエサになってしまうからです。健康的な舌はピンク色なので、よくわかると思います。ちなみに舌ブラシはドラッグストアなどで500円前後で買うことができます。

口臭対策4 口臭対策サプリを使用する

最後の対策は口臭サプリを使用することです。最近はスメハラという言葉も言われるようになり、口臭対策はコミュニケーション上で必須となりました。市販のガム等では不安という方のために、消臭効果は非常に高いものが多いです。

タブレット上のものや粉末状のものなど様々なものが開発され、自分にあった商品を選ぶことができるようになりました。

まとめ

タバコと口臭の関係、またその予防についてまとめてみました。

最近では電子タバコも普及してきましたので、気になる人は電子タバコに変えてみることも対策の1つになるかもしれませんね。

タバコ喫煙者の方はもちろんですが、普段の生活にガムやタブレットを噛んだり、朝目が覚めたときやふと気づいたときなどに頻繁に水分を摂取する習慣を取り入れるなどして、口の中が乾かないように気を付けて生活をしていきましょう。

タバコ喫煙者ではなくても自分にも口臭があるのか気になるときは口臭予防を心がけるべきです。もしかするとあなたの口臭の原因はタバコだけではないかもしれません。

最近では口臭対策の商品はたくさん開発されています。手軽なものから効果の高いものまでたくさんありますので、気になった時はチェックしてみるといいでしょう。

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