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馬プラセンタを摂取する3つのメリット!豚プラセンタよりも効果あり?

美容  

今や美容業界ではポピュラーなプラセンタ。女性なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

プラセンタマスクやプラセンタ配合化粧水などのスキンケアとして…また、プラセンタエキスやプラセンタ粉末などのサプリメントとして…さらには医療機関でのプラセンタ注射など、その使途は様々です。

プラセンタ愛用者からは、「たるみが消えて肌にハリが戻ってきた!」「月経不順に効果あり!」「朝スッと目覚められるようになった!」などの声が挙がっています。

美肌や体の健康、アンチエイジングに良いとなれば、いつまでも若々しく健康に過ごしたい私たちにとってこんなにいい物はありません!

世間には様々なプラセンタが出回っていますが、その中でも今、特に注目されているのが馬プラセンタです。数あるプラセンタの中でも、特に高い効果があると言われている馬プラセンタについてご紹介します!

プラセンタとは

プラセンタとは胎盤のことです。

人間以外の動物は、子供を産んだ後、自分の胎盤を食べるというのをご存知でしたか?これは、産後の体力を速やかに回復するための本能です。

胎盤には、それだけ栄養素が多く含まれているのです。

妊娠中、胎盤は、母体から赤ちゃんへ栄養を送るための基礎盤として大きな役割を担っています。小さな受精卵を、たった10か月で赤ちゃんに成長させるのですから、その栄養量の多さは想像を絶しますよね。

胎盤=プラセンタには、この豊富な栄養分が詰まっていることから、医療や美容・健康面から注目を集めています。

まずは、3大栄養素であるタンパク質・脂質・糖質です。さらに、ミネラルビタミンを加えた5大栄養素。そして10数種のアミノ酸、活性ペプチド、核酸様物質、酵素、各種グロスファクター(成長因子)、ムコ多糖類(ヒアルロン酸やコンドロイチン)などが含まれていることが、これまでの研究からわかっています。まさに完全栄養食ですね!

現在、健康食品や化粧品で使用されているプラセンタは、このような栄養成分を抽出して使いやすくされています。

実は、プラセンタの歴史は古く、紀元前400年頃ヒポクラテスの時代に医薬品として使用されていたと言われています。世界の三大美女・クレオパトラ妃も愛用していたとか!

中国においても、プラセンタは不老長寿の薬として使われ、その後「紫河車(しかしゃ)」という漢方として広まったそうです。そんなに古い時代から注目されていたのですね。

現在、各国でプラセンタの研究がされていますが、その中でも注目されているのは「グロスファクター(成長因子)」です。
この成長因子は、細胞自身の再生力を高める働きをするため、美肌、代謝アップ、体の健康、育毛、さらにはアンチエイジングなど様々な面からの効果が期待できると言われています。

では、今注目の馬プラセンタについて詳しく見ていきましょう!

馬プラセンタとは

馬プラセンタとは、その名の通り、馬の胎盤のことです。

これまでは豚プラセンタの商品が主流でしたが、最近はそれに加え、馬のプラセンタを使用した健康食品・化粧品が販売されるようになってきました。

馬は1年に1頭しか子供を産みません。そのうえ妊娠期間はなんと、人間より長い11か月!その為、馬の胎盤はとても厚くて丈夫なのです。
そんな厚くて丈夫な馬プラセンタは、栄養成分が濃厚でたっぷり♪豚プラセンタと同じ方法で抽出しても、馬プラセンタの方が濃いエキスとなり、その分効果も高いことから、馬プラセンタは注目を集めているのです。

馬プラセンタをはじめとする、動物に由来するプラセンタの中でも特に注目される成分が「成長因子」です。赤ちゃんの成長を促す役割をしてきたこの成長因子は、私たちの体内でも新しい細胞を作り出す働きをしてくれます。肌や髪、血や筋肉、さらには内臓の細胞にまで働きかけ、活性化してくれるのです。これがアンチエイジングの効果をもたらすと言われています。馬プラセンタには、この成長因子もたっぷり!嬉しいですよね!

ただ、前述したように馬は出産頻度が低いため、馬プラセンタを使った商品は、大量に生産できません。そのため、馬プラセンタは希少性が高く、高価になっています。

他の配合成分等にもよりますが、豚プラセンタを使ったサプリメントと馬プラセンタを使ったサプリメントを比べると、金額は5~10倍ほど違うこともあるのです!

…とはいっても、馬プラセンタと豚プラセンタってどう違うのでしょうか?本当に馬プラセンタは豚プラセンタの10倍の価値があるのでしょうか?

馬プラセンタのメリットをさらに掘り下げてみていきましょう!

馬プラセンタのメリット(豚と比較して)

現在、流通量が多く、安価な豚プラセンタと比較した際、馬プラセンタのメリットは、大きく3つあります。

  1. 馬プラセンタの方がアミノ酸の含有量が多いこと。
  2. 馬プラセンタの方が品質・栄養管理が行き届いていること。
  3. 馬プラセンタの方が安全性が高いこと。

では、それぞれの項目について、解説していきます。

馬プラセンタのメリット1 アミノ酸含有量が多い。

馬プラセンタに含まれるアミノ酸は10数種類あります。そしてその量は、豚プラセンタの1.2~1.5倍とも言われています。また、豚プラセンタには含まれていないアミノ酸6種類を含んでいるのも、馬プラセンタの特徴です。

ところで、このアミノ酸はどのような働きをしているのかご存知ですか?

実は、私たちの皮膚や髪の毛、筋肉や臓器、血液など体の様々な部分を作っているのが、アミノ酸で構成されるたんぱく質なのです。その為、アミノ酸は、健康な体づくりに欠かせない栄養素といえます。

アミノ酸は全部で20種類ありますが、健康な体を保つためには、バランスよく体内に取り入れることも大切なのです。

豚プラセンタにはなく、馬プラセンタに含まれているアミノ酸は、以下の6つです。

ヒスチジン

ヒスチジンは、大人は体内で作り出せますが、子供は体内で作り出せないという特殊なアミノ酸で、発育を促進し、免疫力を高める作用があります。

また、疲労感をやわらげ、何となく頭がすっきりしない・集中できないといった不調を改善してくれる効果もあります。

その他にも、慢性関節炎の症状が緩和される、ストレスが軽減される、集中力・記憶力が向上する、ダイエット効果がある、などが報告されています。

メチオニン

メチオニンには、肝臓や腎臓の機能を正常化させる作用があります。

肝臓に溜まった老廃物や毒素の排出を促し、代謝を促進させ、肝機能を活性化することで、肝硬変や動脈硬化の発症を防ぎます。メチオニンの解毒作用は、医薬品としても使用されているほど効果があるのです。

その他にも、細胞の老化を抑制する、免疫力を高める、血中コレステロール値を下げる、活性酸素を取り除くなどの効果があると言われています。

トリプトファン

トリプトファンは、心を落ち着かせる脳内の物質・セロトニンの原料になります。セロトニンが分泌されると、不眠が改善されたり、ストレスが緩和されてイライラすることが少なくなるばかりでなく、食べ過ぎの抑制や疲労の回復といった効果が期待されます。

その他にも、成長ホルモンの分泌を促したり、ビタミンB群の機能を補助する効果があるとされています。

フェニルアラニン

フェニルアラニンには、甲状腺ホルモンを分泌させ精神を安定させる効果があります。

気分を高揚させるノルアドレナリン・意欲や好奇心を司るドーパミンの合成原料となり、気分の落ち込みを改善します。

その他にも、記憶力に関与したり、後述するチロシンの原料となります。

チロシン

チロシンは、脳を活性化させる物質を作ります。

脳を活性化させ、認知症の予防に効果があると言われています。またストレスを和らげたり、細胞の老化を抑制する作用もあります。

チロシンは、皮膚や髪の毛の色素・メラニンを作る原料でもあります。

システイン

システインは、髪や爪に多く含まれており、シミの原因となるメラニンの生成を抑えます。

また、細胞の酸化を防ぎ、老化を抑制する、抗酸化作用もあります。

アミノ酸は、こんなに様々な働きをしているのですね。これら6種類のアミノ酸は、豚プラセンタでは摂取することができません。

そのため、馬プラセンタは、豚プラセンタよりも栄養価が高く、体の調子を整え、もっちりとした弾力の肌を作り、髪にツヤを与えるといった効果も高いのです。

馬プラセンタのメリット2 品質・栄養管理が行き届いている。

馬も豚と同じ家畜ですが、大きな違いはその飼育方法にあります。

豚の飼育のほとんどが食用なのに対し、馬の飼育は、競走馬もしくは乗馬用の馬を育てることが主な目的です。

競走馬はサラブレッドとして血統が明確であり、徹底した栄養管理がなされています。また、レースに勝ち抜くための体力・運動能力を鍛えるという、いわゆる英才教育を受けます。乗馬用の馬も、人と触れ合えるよう、従順性などを躾ける必要があります。

多頭飼いの豚とは違い、馬の飼育では、人間が教育や躾を通して1頭1頭に向き合って関わるため、生育状態もきちんと管理されていると言えます。

また、プラセンタに利用される馬は、血統が確かなサラブレッドが多いため、より安心ですよね。

馬プラセンタのメリット3 安全性が高い

馬は、豚や牛に比べて、体温が5~6℃高い動物です。その為、寄生虫が繁殖しにくく、感染症に強いという特徴があります。実際、感染症の種類を見てみると、豚に関連するものは24種類もあるのに対し、馬に関連するものは9種類と、その差は一目瞭然です。

かかる病気が多いということは、必要とされるワクチンの量も必然的に多くなります。馬において推奨されているワクチンは3種類ですが、豚においては5~6種類ものワクチンが推奨されています。

また、1頭ずつの馬舎で飼育される馬と違い、豚は多頭飼いをされており、1頭が感染症にかかると、他の豚にうつりやすい環境にあります。そのため、豚舎に消毒剤が散布される頻度は、馬に比べて高くなるのです。

馬プラセンタは、豚プラセンタと比べて、薬物汚染されている可能性が低いことがわかりますね。また、馬は抗原度が低いため、アレルギー症状を起こしにくいと言われています。

馬肉が馬刺しとして生で食べられるのも、こういった馬の安全性が証明されているからなのですね。

馬プラセンタ以外のプラセンタ

馬プラセンタと豚プラセンタを比較してきましたが、その他にもプラセンタはあるのでしょうか?ここでは、世界で流通しているプラセンタの種類についてご紹介します。

豚プラセンタ

豚の胎盤から抽出されるプラセンタは、前述したように、化粧品やサプリメントとして最も多く使われています。馬プラセンタとの比較では、豚プラセンタのデメリットばかり浮き彫りになりましたが、豚プラセンタが最も多く使われているのには、理由があるのです。

なんと、豚の細胞組織の構造は、人間に似ているのです!そのため、摂取した栄養素がスムーズに細胞内に浸透しやすく、また拒否反応も出にくいのです。

プラセンタに含まれる栄養素がスムーズに浸透するということは、効果も実感しやすいということ。これは豚プラセンタの大きなメリットですね!

また、豚プラセンタの安全性を高めるために、特定の微生物や寄生虫による病原菌を持たない清潔な豚を使ったプラセンタもあります。これは日本SPF豚協会が定めたもので、安全性が高いと言われています。

豚プラセンタを使用する時は、SPFの記載があるか確認すると良いですね。

ヒトプラセンタ

私たちヒトの胎盤から抽出されるプラセンタは管理が厳しく、医薬品として扱われるため、市販されている化粧品やサプリメントには使われていません。病院で行われる「プラセンタ注射」の材料となっています。医薬品として扱われるヒトのプラセンタは、その製造過程において、徹底した安全対策が取られているため、安全性が高くなっています。

プラセンタ注射は、肝臓病や更年期障害などの治療に使われているほか、自費診療として美容や健康の為に実施してくれる医療機関もあります。

プラセンタ注射は、内服薬よりも有効成分の吸収効率が良いとも言われています。即効性が期待できそうですね!

羊プラセンタ

羊の胎盤から抽出されるプラセンタは、欧米では人気が高く広く使われていますが、日本ではその使用を規制されています。
きっかけは狂牛病(BSE)の発生でした。これを機に「牛や羊など反芻(はんすう)動物に由来するプラセンタの生産・輸入・販売が原則禁止」という通知が厚生労働省から出されたのです。

一部、厚生労働省の許可を受け、輸入された羊プラセンタの商品が販売されているケースもありますが、日本ではあまりお目にかかれないのが現状です。

羊も豚と同様、人間に近い細胞の組織をしているそうですよ。今後、さらに安全性が追及され、日本でも流通するようになると嬉しいですね。

海洋性プラセンタ(マリンプラセンタ)

プラセンタは胎盤のことでしたよね。本来ならば哺乳類の胎盤を原料としたものだけがプラセンタなのですが、近年ではプラセンタと似たような栄養素をもち、同じような役割を果たしている物もプラセンタと呼ばれるようになってきています。
その1つが「海洋性プラセンタ(マリンプラセンタ)」と呼ばれるものです。これは、魚の卵を包んでいる「卵巣膜」のことを指します。

現在、流通している海洋性プラセンタは鮭の物なので、鮭の卵、イクラを想像してみてください。私達が食べているイクラは、粒がバラバラの状態ですが、鮭が卵を産む時は、一つの大きな袋に包まれています。この大きな袋が卵巣膜、つまり海洋性プラセンタの正体なのです。

卵巣膜は、卵を守り、成長を促す役割をしていますので、胎盤に似た機能を果たしていると言えますよね。

卵巣膜には、アミノ酸・ヒアルロン酸、コラーゲンなど、美容に良い成分が豊富に含まれています。特に、ホルモンバランスを整えてくれるグリシンは、動物プラセンタよりも豊富ですよ!

ただ、動物のプラセンタとは違い、成長因子は含まれていませんので、プラセンタ特有のメリットは期待できないかもしれません。

植物性プラセンタ

海洋性プラセンタと同じく、胎盤を持たないのにプラセンタと呼ばれている物がもう1つあります。「植物性プラセンタ」です。
これは、植物の「胎座」のことを指します。メロンの種の周りにある果実ではない部分や、カボチャの種の周りのワタと呼ばれている部分がこれにあたります。

現在流通している植物性プラセンタの原料は、メロン、バラ、大豆、ライ麦、アセロラ、とうもろこしなどです。

胎座は、種を発芽させ、成長を促す役割をしていますので、アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、美容に効果的です。

ただ、植物性プラセンタも、海洋性プラセンタと同じく、動物のプラセンタに含まれる成長因子はありませんので、動物のプラセンタと同等の効果は期待できないかもしれません。

馬プラセンタの効果、メリットまとめ

美容や健康、アンチエイジングに効果的な「プラセンタ」。様々な種類のプラセンタが流通していることがわかりました。
注目株の馬プラセンタの凄さもわかっていただけましたでしょうか?

プラセンタの様々な効果を実感したいなら、サプリメントでも化粧品でも、安全であることが第一です。そして、自分の体に合ったプラセンタを是非見つけて、生き生きとした毎日を過ごしましょう!

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