髪の洗いすぎに要注意!髪の洗いすぎることの4つのデメリットとは!?
髪の洗いすぎは髪にとっていいことではなく、実はデメリットがたくさんあるんです。今回は、髪の洗いすぎに関してまとめてみました。
『一日何回くらい髪を洗ったらいいんだろう…』
『フケやかゆみが酷い…髪が洗い足りないのかな?』
髪の洗いすぎが気になる人は、是非最後まで読んで下さいね。
・一日の適切な髪を洗う回数
・髪の洗いすぎのデメリット
・髪の洗い方
・肌別のおすすめシャンプー
※知りたい情報が決まっている方は、下のContentsを開いてジャンプして下さい↓
Contents
髪を洗いすぎていませんか?
髪の綺麗な人は第一印象もいいですよね。
でも、毛先が広がっていたり、まとまりがなかったり、年齢ごとに出てくるダメージだったりと、髪への悩みはいつになっても尽きません。
毎日ちゃんとケアをしているのに、パサパサの髪にがっかり、なんてこともあるかもしれません。
そんなことを避けるためにも、実は一番陥りやすい、髪の洗いすぎについて覚えておきましょう。サロン帰りのような指通りへの近道は髪を洗う回数とその洗い方にあるんです。
一日の髪を洗う回数
近頃は、オーガニックやエンジングケアシャンプーなど、プロが監修したヘアケアアイテムがたくさん流行していますが、良いシャンプーを使うだけでなく、髪を洗う回数を変えるだけで劇的に髪の健康レベルがアップするのです。
まず、髪を洗うのは一日に一回がベストです。そうすることで不要なダメージを与えず髪がリセットされます。
お化粧で膜を張っていたお肌と同じように、髪も一日一回すっぴんに戻してあげるのです。さらに、不規則な生活ゆえに、バスタイムの時間がバラバラの方も多いかと思いますが、朝シャンよりも夜シャンがベターです。
髪も頭皮も、お肌と同じで成長するのは寝ている間だからです。一日に2.3度髪を洗うとさっぱりしますが、そこは一度にとどめましょう。
髪の洗いすぎのデメリット
では、なぜ髪の洗いすぎがNGなのかについて説明します。
髪の洗いすぎのデメリット 皮脂を落としすぎてしまう
シャンプーを使って髪を洗いすぎてしまうと必要以上に皮脂を落としてしまいます。
皮脂は落とした方がいいと考えるかもしれませんが、適度な皮脂は髪にとって必要なのです。皮脂が足りないと、頭皮は皮脂を補給しようと皮脂の分泌を始めます。
その結果、過剰な皮脂の分泌を招き、洗っているのにも関わらず不潔な印象を与えるテカリの原因になってしまうのです。
髪の洗いすぎのデメリット 天然の保護膜なしのノーガード状態に
髪の洗いすぎは皮脂を落としすぎてしまうとのことですが、皮脂にはある役割があるのです。
皮脂や汗は適度に表面にあることで頭皮と髪を守り、紫外線からも守る役割を持ちます。そして、洗った髪に皮脂膜が行き渡るには6時間ほどかかるのだそうです。
もしあなたが朝にシャンプーをするとしましょう。朝に髪を洗ってしまうことで、外に出るときにはまだノーガード状態で、紫外線の悪影響をもろに受けることになるのです。顔や体は気にして紫外線対策をしていても、髪は清潔さを気にするあまりせっかくの天然保護膜を洗い流しているなんて、恐ろしいですよね……。
髪の洗いすぎのデメリット ヘアサイクルが狂ってしまう
清潔さを心がけるあまり、洗浄力の強いシャンプーを使って汚れを落とそうとする人もいますよね。実はそれがヘアサイクルを狂わせているんです。
ほとんどのシャンプーには界面活性剤が含まれています。、これが皮脂汚れを落としてくれるのですが、髪を洗いすぎるとキューティクルを剥がしてしまいます。
その結果、パサつきや切れ毛が増え髪の成長速度やサイクルに影響を及ぼしてしまうのです。キューティクルを壊してしまうことでツヤがどんどん失われてしまうのはもちろん、内部のサイクルにまでトラブルを引き起こす可能性があるので、髪の洗いすぎには要注意です。
髪の洗いすぎのデメリット 臭いを強くしてしまう
頭皮についた嫌な臭いを取り除こうとして髪を洗いすぎることで、実は臭いをさらに強くしてしまうんです。
頭皮にはお肌と同じように適度な潤いを保つためのバリア機能が備わっています。髪の洗いすぎは、その機能を低下させ、汚れを落とすだけでなく普段は足りているはずの皮脂まで洗い流してしまいます。
そのため、乾燥した頭皮を復活させようと皮脂がたくさん分泌され、毛穴を詰まらせ、嫌な臭いを発生することにまで繋がってしまうのです。
この他にも髪の洗いすぎはヘアカラーやパーマなどの外部からの刺激に弱くなったり、かゆみやフケの原因になります。せっかく良かれと思ってしている一日に数回のバスタイム、少し見直す気になってきますよね。
髪の洗い方
ここまでは必要なことと髪の洗いすぎのデメリットについて説明しましたが、せっかくですから簡単なHow toについてもお話したいと思います。
シャンプーは意外とあっさりと済ましてしまう人が多いかと思います。しかし、シャンプーを丁寧に行うことで髪が見違えるほど綺麗になるので覚えておいてください。美容室でのシャンプーを思い出せばやりやすいかもしれません。
まずは、地肌にしっかりとシャワーのヘッドを当てて髪を根元から濡らします。こうすることでシャンプーをつけたときの泡立ちがよくなります。水温は38~40度が理想的です。
次は、みなさんご存知かもしれませんが髪の毛ではなく地肌をしっかりと洗うことです。この時も手のひらで優しく丁寧にマッサージすると良いでしょう。時間がないという方は、指の腹で円を描くようにするだけでも全然違いますから試してみてくださいね。
最後に、シャワーヘッドを地肌当てて洗い流してください。”シャワーヘッドを地肌につける”ことは意外としていないのではないでしょうか。簡単で気持ちがいいのでオススメですよ。
髪を洗う前後の注意点
バスタイム前に必ず乾いた状態の髪をブラッシングすることをオススメします。乾いた状態で行うことが大切です。ホコリや汚れがシャンプーの泡立ちを悪くするので、事前に落としておくことで泡立ちやすく洗いやすくなります。粗いブラシよりも細いコームが良いですね。
また、乾かす際に自然乾燥派の人はしっかりとタオルドライをすることが重要です。タオルドライした髪を放置することだと思いがちですが、これは間違いです。髪が濡れている状態はキューティクルが開いた状態で水分が蒸発しやすく、そこにブラッシングをしてしまえば摩擦もダイレクトに伝わってしまいます。しっかりと乾かしましょう。
髪の状態を見極めることが重要
一日に一回なのになんだか髪がべたついている、テカリが気になるという人は、毎日当たり前に使っているシャンプーの種類を自分に合ったものに変えるだけでも変化を期待できます。
オイリー肌の人
オススメは、アミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸系シャンプーは洗浄力はありながら、潤いは残してくれるので、オイリーだからと洗浄力の強いことだけを重視すると、頭皮は潤いがないと認識し余分な皮脂を分泌するので注意してくださいね。
乾燥肌の人
オススメは、保湿シャンプーです。
髪の広がりやパサつきを抑え、乾燥を防いでくれる保湿成分(植物性オイル、ヒアルロン酸、コラーゲンなど)がたっぷりと含まれているもので自分に合うものを探してみてください。
また、特に頭皮の乾燥が気になる人は低刺激であるタウリン系やアマイドサルフェート系が配合されているものがいいでしょう。
敏感肌の人
オススメは、低刺激シャンプーです。
刺激に弱い頭皮は、合わないとすぐにフケやかゆみなどのトラブルを発症します。パッチテスト済みなど、安心して使用出来るものを選ぶと良いでしょう。無香料無着色はもちろん、無鉱物油、無防腐剤、ノンシリコンがキーワードですね。
どの肌タイプの人も、頭皮にしっかりと栄養が行き渡るよう、頭皮マッサージで血行を促進することも大切だと言われています。肌のタイプは、普段の生活スタイルや健康状態、ストレスなども非常に影響してくるので、まずは規則正しい生活と十分な睡眠が第一条件です。美髪ケアも自分と向き合うことが大事なのかもしれませんね。
また、髪の洗いすぎが気になる人は、オールインワンシャンプーという選択肢もあります。オールインワンシャンプーはコンディショナーやトリートメントの必要のないオールインワンタイプのシャンプーなので、髪の洗いすぎを防ぐ効果があります。
髪の洗いすぎに関する情報まとめ
髪の洗いすぎはたくさんのデメリットがあります。
髪を大事にしたいという気持ちからついつい洗いすぎてしまいますが、髪を洗いすぎることで逆に髪を痛めてしまうのです。髪を大事にするのであれば、何度も洗うのではなく一回一回のケアを丁寧にする必要があります。
また、自分にあったシャンプーやコンディショナーを選ぶことも忘れないで下さいね。
ごわつきやパサつきなど、繰り返し悩んでは美容室に駆け込むのももう卒業です。髪を洗う頻度と洗い方で、自分の髪を好きになれたらいいですね。