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MCTオイルの4つの効果とは?MCTオイルについてわかりやすくまとめてみました!

MCTオイルをご存知ですか?

テレビのダイエット番組で紹介されて以降じわじわと話題になり、今ではスーパーでも目にするようになりました。MCTオイルは、無味無臭の為、においや風味に敏感な方でも、抵抗なく摂取しやすいのがポイントです。

ダイエットに効果的ということで有名になったこのMCTオイルですが、実は、その歴史は意外と深く、さらに、ダイエット以外の素晴らしい効果もあるのです。

特に「歳を取ったな~」と感じることが多い方には朗報ですよ!早速、老化に打ち勝つMCTオイルをご紹介しましょう!

MCTオイルとは

MCTオイルのMCTとは、Medium Chain Triglyceride(中鎖脂肪酸)の頭文字をとったもので、中鎖脂肪酸100%の油のことを指します。

中鎖脂肪酸は、ココヤシ(ココナッツの木)やアブラヤシ(パームヤシ)などヤシ科植物の種子に含まれている成分です。

MCTは、サラダ油やオリーブオイルなどの一般的な植物油よりも、体内で消化・吸収されるスピードが速く、すぐにエネルギーに変換される為、これまでも医療やスポーツの分野で利用されてきました。広く知られるようになってきたのは最近のことですが、医療の現場では、なんと40年も前から使用されていました。

そんなMCTオイルの特徴について、詳しくご紹介します!

油の種類と構造

油は、主成分である「脂肪酸」の種類や構造によって下記のようにグループ分けができます。

飽和脂肪酸短鎖脂肪酸バター、ラード、
中鎖脂肪酸MCTオイル

ココナッツオイル

長鎖脂肪酸ヤシ油

パーム核油

不飽和脂肪酸一価長鎖脂肪酸オメガ3系(魚油、えごま油)
多価オメガ6系(コーン油、大豆油)
オメガ9系(オリーブオイル、なたね油)

ここでは、MCTオイルの属するグループについて詳しく説明します。

「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けた時、MCTオイルが属するのは「飽和脂肪酸」のグループです。

「飽和脂肪酸」の特徴は、常温で固形であるものが多く、動物性の油に多いことです。また、炭素の二重結合がないものが飽和脂肪酸と呼ばれます。

飽和脂肪酸を摂りすぎると、中性脂肪やコレステロールを増加させるため、高脂血症や動脈硬化のリスクが高くなります。そのことから、飽和脂肪酸に良いイメージを持たない人が多いのですが、化学的に安定した構造であるため、酸化しにくいという良い面もあります。

一方、「不飽和脂肪酸」は、サンマやサバなどの魚類や、オリーブ油やゴマ油などの植物油に多く含まれている脂質です。えごま油や亜麻仁油など流行している健康油は、ほぼ不飽和脂肪酸のグループで、エネルギー源ではなく、細胞膜などを作る原料として利用されます。

不飽和脂肪酸のほうが体にいいイメージがありますが、飽和脂肪酸にも種類があり、すべてが体に良くないわけではありません。

脂肪酸の長さで見てみると、不飽和脂肪酸に含まれる脂肪酸はすべて「長鎖脂肪酸」ですが、飽和脂肪酸は「短鎖脂肪酸」「中鎖脂肪酸」「長鎖脂肪酸」の3種類に分けられます。MCTオイルの属する「中鎖脂肪酸」は、「長鎖脂肪酸」の半分ほどの長さしかありません。この長さの違いが、性質の大きな違いに繋がっているのです。

では、多くの油が属する「長鎖脂肪酸」とMCTオイルが属する「中鎖脂肪酸」の違いについて、詳しく見ていきましょう。

中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の違い

MCTオイルが属する中鎖脂肪酸と、長鎖脂肪酸の大きな違いは体内へ吸収されるルートです。

長鎖脂肪酸グループに属する他の油は、体内へ入り分解された後、小腸から吸収されます。そして吸収された物質は、リンパ管を通った後に血液中に入り、脂肪組織や肝臓に運ばれ蓄積されるます。長鎖脂肪酸は必要に応じて分解されるため、摂取しすぎると脂肪と化して太ってしまいます。

一方、MCTオイルに代表される中鎖脂肪酸は、小腸から門脈を経由して直接肝臓へ運ばれ、分解されます。中鎖脂肪酸には、水になじみやすいという性質があるため、糖と同じ吸収・分解経路を辿るのです。そのため、MCTオイルは長鎖脂肪酸グループの油の、4分の1の時間で吸収・分解され、体に蓄積することなく短時間でエネルギーになるのです。

MCTオイルのグループの中鎖脂肪酸と、長鎖脂肪酸の分解時間の実験では、中鎖脂肪酸は投与後10時間以内にほとんどすべてが分解されるという結果になりました。

出典 日清オイリオ MCTサロン

このMCTオイルの性質を活かし、医療の現場では、高カロリーの摂取が必要な未熟児や腎臓病患者さん、消化器官の手術後の患者さんなどの栄養補給に使用されています。医療現場で使われてきた歴史が長いなら、安心できますよね。

他にも、高齢と共に食が細くなり低栄養状態になった高齢者や、アスリートのトレーニング時のエネルギー補給などにもMCTオイルが活用されています。

MCTがケトン体をつくる

MCTオイルのもう一つの特徴は、「ケトン体をつくる」ということです。

風邪をひいた時の尿検査で「ケトン(++)」と出ると、お医者さんに「食べれてないんだね~」と言われたことがある人もいるかも知れません。

ケトン体は、体内の糖質が不足してエネルギーが足りない時、糖質の代わりとして体内の脂肪酸を分解するために作られる物質なのです。その為、ケトン体の値が高いと、口から十分なエネルギーが摂れていないことがわかるのです。

そう考えると、MCTオイルによってケトン体を増やすということが、何となく不健康に思えますが、そうではありません!今、糖質(ブドウ糖)に次ぐ、第二のエネルギーとして、ケトン体が注目されているのです。

「ブドウ糖があればそれをエネルギーとして使えばいいのでは?第二のエネルギーの必要性は?」と思われるかもしれませんが、実は、高齢者の脳細胞においては、ブドウ糖をよりもケトン体の方がうまく使えるという研究データがあるのです。

この効果については後述しますが、加齢や脳の疾病などが原因で、脳にブドウ糖を取り込みにくく機能が十分に発揮できない時、ケトン体があれば、その変わりを果たすことができるのです。

ところが、人間が体の中でケトン体を作り出すのは、エネルギー不足の時だけです。脳の為とはいえ、常にエネルギー不足の状態でいるわけにはいきませんよね。
そこで、体に負担をかけることなくケトン体を効率的に作り出せるMCTオイルが注目されているのです。

MCTオイルとココナッツオイルの違い

同じ中鎖脂肪酸の仲間で有名なのが、ココナッツオイルです。

MCTオイルとココナッツオイルを比較してみると、まず中鎖脂肪酸の含有量が違います。ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸が約60%なのに対し、MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸は100%です。

また、ココナッツオイルは24度以下で固まる固形のオイルで、トロピカルな独特の風味がするのが特徴なのですが、MCTオイルは味も匂いもほとんどない液体です。

その他にも、ココナッツオイルは調理に使用できますが、MCTオイルは調理に使用できないことも大きな違いですね。MCTオイルは、沸点が約160℃と、他の油に比べて低いため、沸点を超えるような揚げ物や炒め物など、調理用としては使用できません。
これはMCTオイルを使う時に気をつけないといけないポイントですが、料理全般に使えないわけではありません。熱々の料理が出来上がってから、仕上げオイルとしてMCTオイルを混ぜて使うことはできます。

MCTオイルの効果

MCTオイルを摂取することで得られる効果についてご紹介します。

MCTオイルの効果 ダイエットサポート

MCTオイルのみの摂取でダイエットが成功するわけではありませんが、糖質制限をしながらMCTオイルを摂取することで、大きなダイエット効果が得られます!

その理由は、まず摂取後すぐにエネルギーになるため、体脂肪として体に残らないことです。

また、良質の油であるため、MCTオイルを摂取すると満腹感を感じやすく、食欲が減ります。炭水化物を食べた後は血糖値が急上昇し、それに対応するため急いで血糖値を下げようとする作用が働きますが、そのためになかなか満足感が得られず、いつまでもお腹が空く…といった状況を生み出します。

MCTオイル摂取時は、血糖値は急上昇しないため、糖質と同じ「なかなか満足できない」という状況にはなりません。空腹を我慢しなくていいダイエットなら、続けられそうですよね。

さらに、MCTオイルは、蓄積されている脂肪を燃焼するケトン体を作り出します。MCTオイルが生み出すケトン体は、エネルギーを作り出すために、溜まりに溜まった憎き体脂肪を燃焼してくれるのです!

ここで重要なのが、本来なら優先して使われるはずだったエネルギー源のブドウ糖が使われず、ケトン体が使われると、使われなかった過剰なブドウ糖が新たに脂肪として蓄積されてしまうことです。

せっかくケトン体で体脂肪を燃やしても、後を追うように脂肪が蓄積されていっては、一緒ですよね。その為、糖質制限をしながら、ケトン体優位の体質に徐々に変えていくことが重要なのです。MCTオイルを小まめに摂取することで満腹感が持続し、食事量が自然に減っていきますよ!

そうすることで、体脂肪を燃やしながら、効率のいいダイエットができるのです!
※ダイエットの方法については、後述します。

MCTオイルの効果 アルツハイマーの予防

認知症の代名詞・アルツハイマー病。

ついうっかりや忘れ物が増えてくると、「認知症の始まりじゃないかしら」と、少し心配になる方も多いのではないでしょうか?

前述しましたが、MCTオイルが作り出すケトン体には、脳の機能を活発にする働きが認められています。

老化してきた脳、特にアルツハイマー型認知症の患者さんの脳は、ブドウ糖をうまく取り入れることができません。ブドウ糖が入ってこないということは、脳は完全にエネルギー不足。ますます正常な機能が果たせず、アルツハイマー型認知症は進行の一方を辿ってしまいます。

ところが、体内にケトン体があると、脳はブドウ糖の代わりに、ケトン体を取り込み、ケトン体をエネルギー源として使うことができるのです。実際、アメリカでは、軽度の認知症患者さんを対象に、MCTを使い、記憶力についての研究がなされました。その結果、MCTを毎日摂取していたグループの人々の記憶力は、ほぼ維持されていたのです。また、体内のケトン体の数値も高いことが確認され、MCTとケトン体、そして脳機能の関係についての研究は、さらに進められています。

MCTオイルを摂取することで、もしかすると忘れっぽさが改善されるかもしれません!物忘れが気になる方は、是非お試しくださいね!

MCTオイルの効果 アンチエイジング

MCTオイルが作り出すケトン体には「βヒドロキシ酪酸」という成分があります。このβヒドロキシ酪酸には、炎症を抑える作用と、老化を予防する作用があるのです。

そもそも、老化とは、「活性酸素」によって体が酸化した状態のことを言います。活性酸素は、老化を引き起こす原因と言われていますが、元来、体内に入ってきた細菌から体を守るために働いており、健康維持には欠かせません。

ただ、その量が増え過ぎることによって、細胞にダメージを与え、酸化、つまり老化が起こるのです。加齢や紫外線、喫煙、食生活、ストレスなどによって活性酸素は増えてしまうので、アンチエイジングの為には、発生してしまった活性酸素の動きを封じる必要があるのです。

そこで注目なのが、ケトン体に含まれる「βヒドロキシ酪酸」の老化を予防する作用です。βヒドロキシ酪酸は、老化予防の酵素「抗酸化酵素」の働きを促す作用があります。抗酸化酵素は、活性酸素が生成されるのを抑え、細胞が酸化されるのを抑え、活性酸素によるダメージを修復する酵素ですので、MCTオイルを摂取して、抗酸化酵素の働きを活発にすることは、アンチエイジングに効果的です。

また、活性酸素が増えると、シミ・しわ・くすみができてしまいます。そのため、抗酸化酵素が活性化することは、美肌にも効果的なのです!

MCTオイルの効果 腸内環境改善

MCTオイルには、植物繊維が豊富に含まれているため、便通が改善されたり、脂肪を吸収しにくくする効果があります。また、腸内の環境が整うため、ダイエットもスムーズに進みますよ!

MCTオイルダイエットの方法

先ほど、MCTオイルのダイエットは、糖質制限と併せて行うことでより効果的になると述べました。その具体的な方法についてご紹介します。

これは、MCTオイルダイエットを実際に試されたことのある医師・畠山昌樹先生(日本東洋医学会専門医)の提唱されている方法です。

美容オイルの画像

基本コース

ダイエット中に守るべき注意点はこちら。

・1日の総摂取カロリーは、男性:1400〜1500kcal、女性:1200〜1300kcal
・たんぱく質の摂取量は1日25〜30g
・朝食・昼食は糖質を摂取してもOK
・昼食後は糖質を摂取しない(夕食は糖質摂取NG)。
・MCTオイルを1日に2回飲む。(非加熱)
・MCTオイルの1回量は15~20ml(無調整豆乳50mlと混ぜて飲むのがおすすめ)

要約すると、カロリー、糖質、タンパク質制限をし、MCTオイルを1日2回飲むようです。カロリー制限を大きく制限しているので、確かに効果がしっかり出そうですね。

ハードコース

また、畠山先生は、『畠山式MCTオイルダイエット3日間プログラム』というとてもハードなプログラムも提案されています。
その注意点はこちら。

  • 1日の総摂取カロリーは、男性:1400〜1500kcal、女性:1200〜1300kcal
  • 炭水化物・たんぱく質の摂取量は1日40g以下
  • 塩分量は1日5g以下
  • サプリメント(ビタミン、マルチビタミン・マルチミネラル 、カルニチン、レシチン、DHA、EPA)を併用する
  • 1日1L以上の水・お茶を飲む。

・朝食メニュー
⇒野菜ジュース→サプリメント→(15分後)MCTオイル+豆乳ドリンク
・昼食メニュー
⇒野菜ジュース→(30分~1時間後)昼食を摂取。
・夕食メニュー
⇒夕食を摂取→サプリメント→(15分後)MCTオイル+豆乳ドリンク

サプリメントと水分摂取を追加したプログラムです。3日間なら思い切って挑戦するのもいいかもしれませんね。

たった3日間と思われるかもしれませんが、むくみ解消や体質改善、デトックス効果が高く、実践した人は「体が軽くなった」など、その変化をしっかり実感できるようです。

MCTオイルの副作用

MCTオイルは医療用にも使われるほど安全と言われていますが、副作用はないのでしょうか?副作用と注意点についてまとめました。

胃腸系のトラブル

MCTオイルに限ったことではありませんが、どんな食べ物も体に合う・合わないがあります。MCTオイルも体に合わなかった場合、下痢や腹痛、吐き気、嘔吐、胃痛などの症状が出るようです。また、後述するケトアシドーシスの症状の可能性もあります。

これから試そうと思われている方は、最初は少量ずつ摂取して、徐々に慣らしていって下さいね。少しでも異変があれば、使用は中止し、重篤な場合は、医療機関を受診してください。

・ケトアシドーシスの発症

ケトアシドーシスとは、血液中にケトン体がたくさん増えることで、血液が酸性に変わってしまった状態のことです。ケトンは酸性の物質なので、血液中に過剰に存在すると血液が酸性に傾きます。それならMCTオイルを使った糖質制限ダイエットも危険なのでは?と思うかもしれませんが、人間の体には酸性に傾きつつある血液のpHを保とうとする力が備わっているため、危険な状態に陥るほど、pHが大きく変わることはほとんどありません。

健康な成人であれば、MCTオイルの摂取のみで、ケトアシドーシスを発症することはまず考えられません。しかし、糖尿病や肝臓病などの病気のある方、感染症にかかるなど脱水傾向の方は、ケトアシドーシスを発症する恐れがあります。体が脱水傾向にある時は、血液のpHを保とうとする機能が十分に果たせない可能性が高い為です。

持病のある方は、MCTオイルの摂取について、必ず主治医の先生とご相談ください。そして、健康な方でも、風邪や感染症にかかっている時のMCTオイルの摂取は控えておいた方が安心かもしれません。

体臭・口臭

ケトン体により体が酸性に傾くことは前述したとおりです。その為、人によっては体臭や口臭がやや酸っぱい臭いになる人もいるようです。

※これらの副作用は個人差がありますので、体調によって摂取量を調節してくださいね。

MCTオイルまとめ

ダイエットや認知機能、アンチエイジングなど、MCTオイルは、老化に打ち勝つオイルとして注目されています。

今も、新たな分野での研究が進められており、まだまだ未発見の可能性も秘めていそうですね。さらに、オイルのみではなく、MCTを使った美味しい食品も開発されているようです。

老化を自覚して落ち込む前に、是非、MCTオイルでアンチエイジングを始めてみませんか?

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