クレンジングの種類と選び方!失敗のないクレンジングのために
クレンジングってどれを選んだらいいの?そんな疑問を持っていませんか?
クレンジングのクレンジングのはスキンケアの基本です。間違ったクレンジングをしていけば、肌は間違いなく傷んで老化していってしまいます。
しかし、クレンジングには多くの種類があり、自分の肌に合ったクレンジングを選ぶことは意外と難しいです。普段のメイクの種類や、肌質によって選ぶべきクレンジングは変わってきます。
このページではクレンジングの種類と選び方についてまとめてみました。是非、参考にしてみてください。
・クレンジングの選び方
・クレンジングの種類ごとのメリット・デメリット
・肌別のクレンジングの選び方
※知りたい情報が決まっている方は、下のContentsを開いてジャンプして下さい↓
Contents
クレンジングの選び方の基本
まずは、クレンジングの選び方の基本です。クレンジングの選び方の基本さえ押さえていれば、間違ったクレンジングを選ぶことは少ないですので、しっかりとポイントを押さえてください。
クレンジングの選び方 ベースメイクに合わせる
クレンジングの選ぶ時、ベースメイクに合わせるということをまず第一に考えて下さい。クレンジングには多くの種類があります。
ベースメイクの濃さによって適切なクレンジングは変わってきます。濃いメイクには洗浄力の強いクレンジング、薄いメイクには洗浄力の弱いクレンジングが適しています。
メイクはその日のうちにしっかり落とさないと肌へ悪影響を与えてしまいます。自分の良くするメイクや、その日のメイクに合わせてクレンジングを選びましょう。
クレンジングの選び方 肌質に合わせる
肌質によって、選ぶべきクレンジングは違ってきます。乾燥肌の人が洗浄力の強いクレンジングを選んでしまうと、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまって乾燥肌があっかする必要があります。敏感肌の人はできる限り肌に優しいクレンジングを選ぶ必要があります。
使う人の肌質によって、使用するべきクレンジングは違ってきますので、自分の肌質にあったクレンジング選びが重要です。
クレンジングの種類
クレンジングの種類を紹介していきます。クレンジングは大きく分けて7つの種類に別れます。
クレンジングの種類
- オイルタイプ
- リキッドタイプ
- ジェルタイプ
- クリームタイプ
- ミルクタイプ
- シートタイプ
- アイメイクリムーバー
アイメイクリムーバーは目元専用、シートタイプは簡易のクレンジングになりますので、ベースメイク用のクレンジングはオイルタイプ、リキッドタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ、ミルクタイプの5種類に別れます。
オイルタイプが一番洗浄力が強く、ミルクタイプが一番洗浄力の弱いクレンジングです。洗浄力が強いからといってオイルタイプのクレンジングを選べばいいというわけではなく、それぞれのクレンジングにメリットとデメリットがあります。
一つ一つ見ていきましょう。
クレンジングの種類 オイルタイプ
洗浄力の高さ | |
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肌への優しさ | |
おすすめの肌質 | – |
オイルタイプは使い心地がよく、愛用している女性が多いクレンジングです。洗浄力が強いことが特徴で、メイクだけでなく酸化した皮脂や汚れまで落としてくれます。使用する時ときは水やぬるま湯で洗い残しがないようにしっかり洗い流すことを心かけて下さい。肌の強い人や、とにかく濃いメイクを使う人はクレンジングオイルが選択肢に入ります。
オイルタイプのクレンジングのメリット
- 摩擦しなくともメイクを落とせる
- 毛穴の汚れも一緒に落とせる
- ダブル洗顔不要なものもある
- 濃いメイクもしっかり落とせる
オイルタイプのクレンジングの特徴は、何よりもその洗浄力の強さです。濃いメイクの日でも簡単に洗い流せます。クレンジングの際に、無駄にこすったりする必要がないのがうれしいですね。
オイルタイプのクレンジングのデメリット
- 必要な皮脂まで取り除いてしまう
- 肌への負担が大きい
- 使いすぎると肌が乾燥する。
- 界面活性剤の配合量が多い
オイルタイプのクレンジングのデメリットはその洗浄力の強さから、必要な皮脂まで取り除いてしまうことにあります。必要な皮脂まで取り除いてしまうと皮脂の分泌が過剰になり、オイリーな肌になってしまいます。
使いやすいクレンジングではあるのですが、使いすぎると肌への負担が大きいので注意が必要です。
クレンジングの種類 リキッドタイプ
洗浄力の高さ | |
---|---|
肌への優しさ | |
おすすめ肌質 | 脂性肌 ニキビ肌 |
リキッドタイプのクレンジング水分が非常に多いクレンジングです。水タイプ、ローションタイプと呼ばれたりもします。リキッドタイプのクレンジングも洗い流すタイプと拭き取るタイプにわかれ、比較的洗浄力は強い部類に入ります。洗浄力の高いクレンジングを使いたいけど、オイル成分を避けたいという人におすすめです。
リキッドタイプのクレンジングのメリット
- ベタつきにくい
- 洗浄力が高い
- お風呂で使えるタイプのものが多い
リキッドタイプのクレンジングのメリットはそのベタつきにくさです。さらっとした使用感は、オイルタイプにはない爽快感があります。洗い流しやすく、濃いメイクもしっかり落とせます。また、お風呂で使えるタイプのものも多く、濡れていても使用できることが特徴です。
リキッドタイプのクレンジングのデメリット
- 界面活性剤の使用量が多い
- 保湿力を奪いやすい
リキッドタイプのクレンジングには洗浄力を高めるため、界面活性剤が多く使用されています。肌の潤いを奪う作用が非常にう強いため、肌へのダメージが大きいことが特徴です。敏感肌の人は刺激を感じやすく、特に避けてほしいタイプのクレンジングです。
クレンジングの種類 ジェルタイプ
洗浄力の高さ | |
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肌への優しさ | |
おすすめ肌質 | 敏感肌 乾燥肌 |
※油性タイプのクレンジングジェル
洗浄力の高さ | |
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肌への優しさ | |
おすすめ肌質 | 脂性肌 |
※水性タイプのクレンジングジェル
ジェルタイプのクレンジングは大きく分けると2種類に分けることができます。『水性』タイプのクレンジングジェルと『油性』タイプのクレンジングです。
水性タイプのクレンジングは『オイルイン』『オイルフリー』に分けられるのですが、現在の市場にある水性のクレンジングジェルは殆どがオイルインタイプです。水性タイプのクレンジングジェルは肌の上でよく伸び、さっぱりとした使い心地がが特徴です。
油性タイプのクレンジングジェルは水性タイプに比べて洗浄力が強く、メイクに馴染みやすいことが特徴です。クリームタイプのクレンジングと比較的性質が似ています。
ジェルタイプのクレンジングのメリット
- 水やメイクに馴染みやすい
- お風呂でも使える
- メイクが落ちやすい【油性タイプ】
- 肌に優しい【水性タイプ】
- マツエクをしている人でも使える【水性タイプ】
ジェルタイプのクレンジングはメイクや水に馴染みやすく、使いやすいことがメリットです。油性のクレンジングジェルは洗浄力が強い傾向にあり、水性のクレンジングジェルは肌への負担が少ないこともメリットに上げられます。
ジェルタイプのクレンジングのデメリット
- 肌への負担が大きい【油性タイプ】
- 洗浄力が弱い【水性タイプ】
ジェルタイプは水性タイプと油性タイプによって洗浄力が違うので、そこがメリットにもデメリットにもなります。自分の肌質や、メイクの濃さと合わせて使うクレンジングを決めるといいでしょう。
クレンジングの種類 ミルクタイプ
洗浄力の高さ | |
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肌への優しさ | |
おすすめ肌質 | 敏感肌 乾燥肌 混合肌 脂性肌 |
ミルクタイプのクレンジングは肌に優しく、洗浄力が低めのことが特徴です。しかし、オイルを多く含んだミルククレンジングと、オイルの含有量の少ないミルククレンジングでは洗浄力に差があるので、一概には言えません。
ミルクタイプのクレンジングのメリット
- 肌に優しい
- 保湿力が高い
- 比較的使いやすい
ミルククレンジングの特徴は、肌に優しく保湿力が高いことです。使用感はしっとりしているので、乾燥肌の人にはおすすめできます。
ミルクタイプのクレンジングのデメリット
- 洗浄力が低い
- 商品によって質の違いが激しい
ミルクタイプのクレンジングは洗浄力が低い部類のクレンジングです。濃いメイクをしている人にはあまりおすすめできません。また、界面活性剤や油分の含有量によって洗浄力や肌への負担に違いが大きいため、選ぶときい迷いやすいこともデメリットです。
クレンジングの種類 クリームタイプ
洗浄力の高さ | |
---|---|
肌への優しさ | |
おすすめ肌質 | 脂性肌 敏感肌 乾燥肌 混合肌 |
クリームタイプのクレンジングは肌の水とオイルのバランスが整っていて、しっとりとした使い心地が特徴です。肌に取って負担が少なく、どのような肌の方にも使いやすいタイプのクレンジングです。一番肌に優しいクレンジングは何かと聞かれると、一番候補に上がるのがクリームタイプのクレンジングです。
水とオイルのバランスが良く、敏感肌の方や、乾燥肌の方には特におすすめしたいクレンジングです。
クリームタイプのクレンジングのメリット
- 肌への負担が少ない
- 保湿効果の高いものが多い
- 界面活性剤の使用量が少ない
- 肌をこすりにくい
クリームタイプのクレンジングのメリットは何よりも肌の負担が少ないことです。肌にトラブルがある人や、肌が弱い人でも比較的安心して使用できます。また、保湿効果の高いものが多く、洗い上がりがしっとりしていることも人気の理由ですね。
迷ったらクリームタイプのクレンジングを使う人もいるくらい汎用性の高いタイプのクレンジングです。
クリームタイプのクレンジングのデメリット
- 洗浄力が弱い
- ベタつきを感じる事がある
クリームタイプのクレンジングは肌に優しいクレンジングではあるのですが、洗浄力はそこまでありません。濃いメイクを使用しているときにメイクを落としきることは少し大変です。
また、保湿効果は高いのですが使用後にベタつきを感じることがあるので、気になる人は注意が必要です。
クレンジングの種類 シートタイプ
洗浄力の高さ | |
---|---|
負担の大きさ | |
おすすめ肌質 | − |
シートタイプのクレンジングとは、クレンジング剤がシートに予め染み込んであるタイプのものです。手軽につかえて、外出先でもサッと使えることが便利ですよね。
メイクオフとクレンジングを両立できるものも発売されていて、とにかく使いやすいことが特徴です。
シートタイプのクレンジングのメリット
- 手間がかからない
- 外出先でも簡単に使える
- ポイントメイクを落とせる
シートタイプのクレンジングのメリットです。シートタイプのクレンジングのメリットはとにかく手軽なことにつきます。外出先でも気軽に使えるので持っていると便利ですね。
また、アイラインやリップ等のピンポイントのメイクを落とす時もシートタイプのクレンジングは便利です。
シートタイプのクレンジングのデメリット
- 肌への負担が大きい
- メイクが残りやすい
- 肌が乾燥しやすい
シートタイプのクレンジングは手軽に使えることがメリットですが、デメリットも大きいです。拭き残しがあるとメイクが肌に残りやすい上に、拭き取る必要があるので肌への負担が大きいです。
また、メイク落としシートには簡単にメイクが落とせるように界面活性剤が多く含まれているので、肌荒れや乾燥の原因になってしまいます。
クレンジングの種類 アイメイクリムーバー
アイメイクリムーバーは目の周り専用のクレンジングです。
目の周りにはウォータープルーフタイプのアイライナーや、マスカラを使用する人が多いですよね。そのため、通常のクレンジングでは落としきれないケースが多いです。
そのため、目の周りには洗浄力の強いアイメイクリムーバーを使用します。ポイントメイク専用になるので、顔全体には使用しないほうがべたーです。ベースメイク用のクレンジングと併用して使うようにしましょう。
肌別のクレンジングの選び方
肌質によって選ぶべきクレンジングは違います。次は肌質別でおすすめのクレンジングをまとめてみました。
脂性肌の人のクレンジングの選び方
脂性肌の人は皮脂が多めに分泌されているので肌表面の油分が多い状態です。脂性肌の人は油分を落とそうと洗浄力の強いクレンジングを選んでしまいがちですが、洗浄力の強いクレンジングを選ぶと肌に必要な油分まで落としてしまいます。
肌に必要な油分を落としてしまうと余計に皮脂が分泌されて悪循環に陥ってしまうので、特に注意が必要です。
オススメのクレンジングタイプ
- クリームタイプ
- リキッドタイプ
- ミルクタイプ
- ジェルタイプ
敏感肌の人のクレンジングの選び方
敏感肌肌の種類にもいろいろありますが、肌がピリピリしやすい、赤みがでやすい方のための選び方です。敏感肌の方は肌に合わないクレンジングは使わないように特に注意が必要です。
肌に合わないクレンジングを使い続けると肌のバリア機能が低下していまい、更に肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
敏感肌の人がクレンジングを選ぶ時は成分をしっかり確認し、摩擦の少ない低刺激のものを選ぶ必要があります。
オススメのクレンジングタイプ
- ミルクタイプ
- クリームタイプ
乾燥肌の人のクレンジングの選び方
乾燥肌の人は肌の水分量が少ない状態になっているので、肌へのダメージが大きくなりがちです。とにかく、肌に優しいクレンジングを選ぶことをオススメします。具体的には、この2種類が最適です。
オススメのクレンジングタイプ
- クリームタイプ
- ミルクタイプ
- ジェルタイプ(水性)
どちらも肌への摩擦が少なく、肌に優しいことが特徴です。濃い目のメイクを好む人には洗浄力が弱いことがネックになるので、その時は洗浄力のすこし強いクレンジングを使用しましょう。その時も、出来る限り保湿力の強いものを選ぶことがポイントです。
オイルタイプのクレンジングや、拭き取るタイプのクレンジングは肌への負担が大きいため避けたほうが無難です。
混合肌の人のクレンジングの選び方
混合肌は顔の部位によって肌種類が異なる人のことを指します。皮脂分泌の多くなりがちなTゾーンは脂性肌気味、フェスラインのUゾーン近辺は乾燥肌といった感じです。
混合肌の人はオイルタイプやリキッドタイプの洗浄力の強いクレンジングは避けた方が無難です。肌に負担のかからないクレンジングを選びましょう。
また、自分のベースメイクの種類によってクレンジングを選ぶこともポイントです。
オススメのクレンジングタイプ
- クリームタイプ
- ミルクタイプ
ニキビのある人のクレンジングの選び方
ニキビのある人がとにかく避けるべきなのは刺激です。ゴシゴシ擦るシートタイプのクレンジングは避けたほうがいいでしょう。クレンジングも肌に優しいものに限られるので、基本的にはクリームタイプかミルクタイプの2択になります。ただし、油分がニキビを悪化させてしまう可能性があるので、オイルフリーのクレンジングも視野に入ります。
オススメのクレンジングタイプ
- ミルクタイプ
- クリーム
- リキッドタイプ
- クレンジングジェル(水性)
マツエクをつけている時のクレンジングの選び方
マツエクを着けている人のクレンジングの選び方です。マツエクをを着けている時にとにかく注意してほしいのは、オイルクレンジングをしてはいけないということです。マツエクのグルー(接着剤)はとにかく油分に弱く、オイルクレンジングをすると簡単にとれてしまいます。クレンジングはオイルフリーのものを選び、クレンジングの時もゴシゴシこすらずに優しく洗うことを心がけて下さい。
オススメのクレンジングタイプ
- リキッドタイプ
- クレンジングジェル(水性)
まとめ
いかがでしたか?
クレンジングは種類が多くて迷いがちですが、自分に一番合ったクレンジングを使用することが美肌の第一歩です。
どうしてもわからない時は、出来る限り肌に優しいクレンジングを使い、メイクに合わせて洗浄力を調整するといいでしょう。
一度自分にあったクレンジングを見つけることができれば、それをずっと使い続けていけばいいと思います。あなたが、本当に自分に合ったクレンジングを見つけられることを願っています。