日本人の口臭は世界一?海外から日本人が臭いと言われる理由とは!?
日本人は世界の中でも、口臭に対する意識がきわめて低いことで近年有名になりつつあります。外国人の恋人がいる人は、恋人に指摘されて初めて自分の口臭がひどさに気づくと言います。
残念なことにそれだけ日本人は、口臭というものに対する意識が低い傾向にあるのです。
でも、日本人は海外と比べて清潔であることの水準は高い印象があるのも確かですよね。日本人は世界一口がくさいなんて、全く信じられない人も多いでしょう。
ですが実際、外国人からは日本人は皆ひどい口臭していると言われているのも事実です。口臭がひどくにおうのは誰でも嫌ですし、日本人ならその理由はしっかり知っておきたいですよね。
このページでは、日本人の口臭の原因についてまとめてみました。気になる人は、是非参考にしてみてくださいね。
Contents
日本人の口臭に関する海外の反応
実際、日本人の口臭に関する海外の反応はどのようなものなのでしょうか?口臭についてのコメントを抜粋してみました。
- 日本人の口臭は酷い。何が酷いかって、本人が気づいていないこと。お前の息を嗅がせてやりたいと思った。
- 全員ではないけど、かなり酷いイメージがある。臭い人はいつも臭い。ケアをすればいいのに。
- フロスをする習慣がないことが問題だと思う
- ガムを噛んでほしい。口臭を指摘することは抵抗があるし、言いづらい。
日本人の口臭対策の意識は実は最低レベル
「むしろ、ひどい口臭をただよわせているのは外国人の方では?」と思う人も多いのではないでしょうか?
確かに、特に欧米の方では、肉、乳製品、にんにくなど、においの強いものが入った食品をガツガツ食べている印象が強いですし、外国人の方がより口臭はきつそうなイメージは否めませんよね。
これに対して日本人は、刺激臭のある食べ物はあまり食べる習慣はありませんし、歯磨きを怠りがちというわけでもありません。
では、日本人の口臭が、当の日本人が思っている以上にひどいのはなぜでしょうか?
それは、外国人、特に欧米人はにおいの強いものを食べたりするからこそ、普段から口臭を気にする癖がついているからです。気にするからこそ、オーラルケアに対する意識が高くなる傾向にあると言えます。
日本人は、口臭というものを気にする習慣がそこまでないので、口臭対策を躍起になってする人の方が珍しい傾向にはあります。
日本人は少しくらい口がにおっていても、「ちょっと臭いの強いものを食べたのかな?」くらいにしか思いませんが、海外ではやはり違います。
外国人は、口は絶対ににおいがキツいものと思っています。そのため、口臭が少しでもする人はマナー違反のように周囲からそのにおいを指摘されてしまうのです。
欧米人と日本人では挨拶の習慣が違う
日本人が自分たちの口臭をケアせず、外国人がしっかりケアするのは、習慣や文化の違いもあります。
外国では、挨拶としてキスやハグを気軽にする習慣があります。恋人同士だけではなく、家族、友達、職場仲間、その日会った人同士でもです。
相手と密着してコミュニケーションを取る習慣があるからこそ、マナーとして外国人からしてみれば口臭対策は絶対に必須なものなのです。
これに対し日本人には当然キスやハグの習慣はありませんし、日本人は比較的他人と距離を取るように接する傾向があると言います。
人とある程度の距離を取って接する国民性を持つ日本人と、キスやハグなどの挨拶をまめに交わす外国人とでは、口臭対する意識に差があるのもうなづける話ですね。
日本人は虫歯を放置しすぎる
虫歯が口臭の原因になることは知っている人も多いでしょう。ですが、日本人は、意外にも虫歯を放置してしまう人が多いのはご存知でしょうか?
虫歯ができても「いつか歯医者に行こう」と、虫歯が本格的に痛み出すまで放っておいてしまう人が多いのです。
放置されたままの虫歯は、口の中でひどい臭いを放ちます。海外からの日本人の口臭がひどい言われようなのは、虫歯を放置してしまいがちなことも理由の一つのようです。
では、これに対して外国人はどうでしょうか?
外国人は、そのオーラルケアに対する意識の高さから、歯医者にも定期的に通う習慣があります。そして海外では、日本と比べて圧倒的に歯医者にかけるお金も高いです。
この習慣から、自然と長期間虫歯を放置するようなことは起こりづらくなります。
日本人が気を付けるエチケットに口臭は入らない?
私たち日本人は、他人と接するときのマナーやエチケットをどのようにとらえている傾向があるのでしょうか?
人と接するとき、ある程度のおしゃれはして、女性ならメイク、男性なら髭を剃るなどのマナーが一般的とされていることでしょう。
しかし、日本人はそもそも口臭なんてあまり気になりませんから、エチケットとして口臭対策まで徹底する人はなかなかまれです。多少の口臭くらいでは「あの人はなんて失礼な人なんだ」と怒る人はあまりいないからです。
でも、やはり海外ではエチケットに対するとらえ方、価値観が大きく異なります。もともと口臭や体臭がひどくなりやすい外国人は、口臭対策をすることはもはやエチケットとして当たり前なのです。
海外では、他人とのコミュニケーションの場で口臭をにおわせて出てきたら大変失礼な行為にあたるのです。
歯磨き粉やマウスウォッシュでは口臭対策にならない?
いくら日本人が口臭に対する意識が低いとは言っても、清潔さを保つうえで歯磨き粉で歯を磨いたり、マウスウォッシュで口をゆすぐ習慣のある人はたくさんいるでしょう。
しかし、外国人が使用するのは、驚くほど強い歯磨き粉やマウスウォッシュです。歯磨き粉のミントの香りがあまりに強すぎて、海外旅行に行った際に驚く日本人もたくさんいるほどです。
普段からそんな強い歯磨き粉やマウスウォッシュで口臭ケアをしているのですから、外国人の口臭がきつくないのは当然ですよね。
日本人は強い薬品に対する抵抗感も強いため、あまり刺激的な薬品は使おうとはしません。そのため海外から見れば、日本人は、結果としてほぼケアをせず口臭を放置しているようなものなのです。
日本人が抱えるストレスが口臭のもとに
日本人には非常にストレス性の胃炎を持っている人が多いと言われています。
なぜならアジア圏で日本や中国などは、近年ストレス指数が上昇傾向にあるからでしょう。特に日本人はその国民性から、神経質で繊細な人が多いのも事実です。
ストレスで胃の調子が悪くなったとき、自分の口臭で酸っぱい胃酸のようなにおいを感じた経験はないでしょうか?慢性的に胃を悪くする人は、このように口から胃酸のにおいがいつもしてしまい、口臭がひどくなる傾向があります。
また、ストレスを感じすぎると自律神経のバランスが崩れ、胃だけではなく腸内環境も悪くなり、便秘や下痢などの症状も起こしやすくなりますよね。便秘がひどい人は、便のにおいがする口臭になってしまうほどだと言われています。
欧米と比べ日本人の口臭がきつくなるのは、なんとストレスにも原因があったのは驚くべきことですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?意外にも日本人が口臭ケアに対する意識が低いこと、そして外国人が口臭ケアに対する意識が高いことがわかりました。
外国人と日本人のカップルでキスをするときなど、あまりに日本人の口臭がひどいので驚く外国人は多いと言います。欧米諸国と比べ、日本人は清潔でいることの意識が全体的に高いのは事実です。しかし、口臭に関してはその意識が著しく欠如しているのも確かなことなのです。
それはやはり、日本人が口臭に対する考え方が海外と大きく異なっているからでしょう。
ですが、世界では口臭ケアはもはや非常に重視すべきマナーの一つになりつつありますので、日本人はマナー違反の人が多いと諸外国から思われても仕方がないでしょう。
外国人の友達や恋人がいる人は、これ以上口臭のことで恥はかきたくないはずです。それにもし、今後外国人と交流することがあるのなら、口臭は絶対に気を付けておきたいものです。
まずは海外のようにこまめなオーラルケアを心がけていきたいところですね。