【絶対に試したくなる】アボカドオイルの5つの効果とは!?
森のバターと言われるほど、栄養が豊富なアボカド。「最も栄養価の高い果実」としてギネスブックにも登録されているのをご存知でしたか?
そんなアボカドから抽出された『アボカドオイル』が今、美容に敏感な人たちの間で、注目されています。
アボカドオイルは、生活習慣病の予防やアンチエイジング、美肌などに効果があります♪また、栄養素が凝縮されているにも関わらず、サラッとしていてマイルドな口当たりなので、料理に使いやすい、と話題になっています。
さらに、アボカドオイルはスキンケアやボディケア、ヘアケアにまで使え、プルプルのお肌・ツヤツヤの髪になれちゃうのです!
そんなアボカドオイルの、気になる栄養成分と効果、そしてより効果的な使い方についてまとめました!アボカドオイルを上手に使って、健康美人になりましょう!
アボカドオイルとは
アボカドオイルは、アボカドの果実から抽出したオイルです。
健康や美容に良いアボカドを毎日食べたくても、そのままだと、独特の青臭さが苦手だったり、1度に1個は食べきれなかったり、料理のレパートリーが限られていたり…となかなか継続して食べ続けるのは難しいですよね。
しかもアボカドは意外と高カロリー!1日1個食べ続けると、カロリーオーバーで太ってしまうことも!
そんなお悩みも、アボカドオイルならすべて解決できちゃいますよ!
アボカドオイルには、独特の青臭さがほとんどなく、ほのかにアボカドの風味を感じる程度なのです。料理に使う油を、サラダ油からアボカドオイルに変えるだけで、毎日適量を、継続的に摂取できますよ♪
さらに、スキンケアやボディケア、ヘアケアにアボカドオイルを使うことで、皮膚や髪からもその栄養素を吸収できます。体の内から外から使えて栄養価が高い、まさに健康美のための万能オイル!!
早速、アボカドオイルに含まれる成分について見ていきましょう♪
アボカドオイルの成分
アボカドオイルの効果の前に、まずはアボカドオイルの成分を見てみましょう。
体にいい成分がたくさん入っているので全て紹介することは難しいのですが、特に高い効果の期待できる8つの成分をピックアップしてみました。
アボカドオイルの成分 オレイン酸
オレイン酸は、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きをします。
アボカドオイルは体に良い善玉コレステロールは減らすことなくそのまま保ってくれる為、生活習慣病を予防することにつながります。
アボカドオイルには、このオレイン酸がなんと65~70%も含まれているのです!
オレイン酸は、体内で作ることもできる脂肪酸なので、1日の摂取基準量は定められていませんが、意識的に取らないと不足してしまいがちなため、少量でも摂取したい成分です。
アボカドオイルの成分 ビタミンA
ビタミンAは、目の正常な機能に関わっている栄養素です。
明るい場所から暗い場所に入った後、目が慣れて見えるようになるのも、ビタミンAによって目の機能が維持されているからなのです。また、鼻や喉の粘膜を強くする働きもあり、風邪をひきにくくしてくれます。他にも、発育の促進や、肌の健康維持に関わっており、美肌効果もあります。
ビタミンAを含む食材は多いため、一般的な日常生活で不足することは少ないのですが、欠乏症になると、夜盲症になったり、皮膚や粘膜が角質化してしまうなど、深刻な事態を招くので予防が大切です。
ビタミンAは過剰に摂りすぎても健康被害があるため、サプリメントの利用も心配なところ。アボカドオイルなら、少量を継続的に補給することができるので、安心ですね!
アボカドオイルの成分 ビタミンB群
ビタミンB群とは、ビタミンBl、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類の成分をまとめた総称です。
ビタミンB群は、摂取した炭水化物やたんぱく質・脂質をエネルギーに変えるための手助けをしています。
ビタミンB群が不足することにより、エネルギー不足でイライラしたり、疲労物質が溜まって疲れやすくなります。また、皮膚や粘膜が敏感になり、肌あれや口内炎、湿疹などの症状が出ることも!さらに、血液成分の合成が不十分になり、重度の貧血を引き起こすこともあるようです…怖いですね。
ビタミンB群は水溶性であるため、体の中に貯めておくことができません。余分なものは尿と一緒に出て行ってしまうため、毎日摂取する必要がある栄養素です。
アボカドオイルの成分 ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムとリンの吸収を助ける働きがあり、丈夫な歯や骨を作るために欠かせません。
不足することにより、赤ちゃんや子どもは、くる病の発症リスクが高くなります。また、大人では、骨粗しょう症の予備軍になってしまうこともあるのです。
ビタミンDは、日光に当たることで、体内でも作り出せますが、食事から摂取することも必要です。ビタミンA同様、過剰症になると健康に害を及ぼすこともあるため、注意が必要です。
アボカドオイルの成分 ビタミンE
ビタミンEは、抗酸化作用があります。体内の細胞が酸化するのを防いでくれるのです。
「老化は酸化」と言われており、ビタミンEはそれを防ぐことから「若返りビタミン」とも呼ばれています。
活性酵素が体内に増えると、肌をプルプルにする成分を酸化させてしまうのですが、ビタミンEは活性酵素と結びついて、その酸化を防いでくれるのです。
また、肌をプルプルにするだけでなく、血液中の酸化も防ぐため、血流が促進され、代謝アップや生活習慣病予防にもつながります♪
このビタミンE、アボカドオイルには、なんとオリーブオイルの2倍も含まれているんですよ!
アボカドオイルの成分 βカロチン
βカロチンは、必要に応じて体内でビタミンAに変化し、ビタミンAと似た働きをします。
また、ビタミンEと同様の抗酸化作用、つまり若返りの働きもしています。さらに、免疫力も増強してくれる栄養素でもあります。
ビタミンAの過剰摂取が問題視される中、βカロチンであればその心配がないことから、注目されている成分です。
アボカドオイルの成分 カリウム
カリウムは、細胞液のバランスを調整して、細胞を正常に保つ働きをしています。
また、体の中を良い状態に保つために、血圧の調整もしています。カリウムの利尿作用によって、過剰な塩分や水分が体の外に出ていくため、むくみを解消することにもつながります。
アボカドオイルの成分 食物繊維
アボカドオイルに含まれる食物繊維は、ペクチンという水溶性の食物繊維です。大腸内で発酵・分解され、ビフィズス菌を増やすことで腸内環境を整えます。
また、粘着性があり、消化器官の中を移動するスピードが遅いため、空腹感を感じにくいという特徴があります。さらに、糖質をゆっくり吸収させ、食後の血糖値の急上昇を防ぐため、糖尿病の予防やダイエット効果があります。
その他にも、体に良くない胆汁酸やコレステロールをくっつけて体外に出て行ってくれる為、生活習慣病の予防にも効果的なのです。
その他、アボカドオイルには、レシチンやマグネシウム、リンなどの成分が含まれています。
これまで見てきたように、それぞれの栄養素は日常生活に必要不可欠ですが、過剰摂取による健康被害も見逃せません。良かれと思っていたサプリメントの利用も、過剰摂取につながってしまえば、元も子もありませんよね。
アボカドオイルなら、必要な栄養素を少量ずつバランスよく摂れるので、食事の補完としての栄養補給に最適ですよ!
では、次は、アボカドオイルがどんな嬉しい効果をもたらしてくれるのかについて、見ていきましょう♪
アボカドオイルの5つ効果
アボカドオイルは美容、健康に優れた効果があります。
アボカドオイルの効果を知ってもらえれば、最も栄養価の高い果実と言われる理由もわかると思います。
早速見てみましょう!
アボカドオイルの効果 生活習慣病の予防
かかわりのある栄養素
- オレイン酸
- ビタミンD
- ビタミンE
- カリウム
- 食物繊維
オレイン酸の効果により、悪玉コレステロール、つまり血液中の老廃物が減ることで、血液がきれいになります。また、ビタミンEにより、血液中の酸化も防ぐことができ、血がサラサラな血液を保てます。
血液がきれいになると、動脈硬化のリスクが減る為、心筋梗塞や脳梗塞の発症を防ぐことができます。また、カリウムが余分な塩分を排出させ、血圧を調整するため、高血圧の予防にもなります。
他にも、食物繊維の作用で、食後血糖値の急上昇を抑えられるため、糖尿病のリスクも減少します。そしてビタミンDの作用により、骨粗しょう症の予防も期待できます。
生活習慣病の原因として「リノール酸の過剰摂取」がクローズアップされたことで、「体にいい油」ブームに火がつきました。
リノール酸は、サラダ油だけでなく、マヨネーズやスナック菓子などに多く含まれているので、現代人は知らず知らずのうちにたくさんリノール酸を摂取してしまっているのです。
そこで、リノール酸の含有量が少ないオリーブオイルやえごま油、亜麻仁油などに注目が集まるようになりました。
この、アボカドオイルもリノール酸の含有割合はわずか10%ほどです。
いつものサラダ油をアボカドオイルに変えるだけで、生活習慣病の発症リスクを低くすることができるのです!
アボカドオイルの効果 アンチエイジング効果
かかわりのある栄養素
- ビタミンE
- βカロチン
ビタミンEとβカロチンは、体の中の酸化を防ぎます。細胞の衰えを防ぎ、代謝をアップさせることで、加齢による変化のスピードを緩やかにしてくれます。
ハタチを超えたらお肌の曲がり角…なんて言葉も怖くなくなりますよ!
アボカドオイルの効果 美肌効果
かかわりのある栄養素
- ビタミンE
- ビタミンA
- ビタミンB
ビタミンEが肌の酸化を防ぎ、血流を良くすることで、肌のきめが整います。
また、ビタミンAとBが肌荒れを修復し、予防もしてくれます。さらに、アボカドオイルを肌に塗ると、浸透性が高いため、保湿効果がバッチリ得られます!
体の中からも外からもプルプルのお肌を作ってくれますよ!
アボカドオイルの効果 美髪効果
かかわりのある栄養素
- ビタミンB群
- ビタミンA
- ビタミンE
ビタミンB群が髪の健康に必要なたんぱく質を生成し、髪を強くしなやかにしてくれます。
また、髪にアボカドオイルを馴染ませることで、ビタミンAとEが髪に浸透し、サラサラしっとり髪に導いてくれます。アボカドオイルは、熱に強い性質を持つため、ドライヤーの熱や紫外線で髪が傷むのを防いでくれますよ!
さらに、ヘッドマッサージにアボカドオイルを使うと、毛穴の汚れがスッキリ落ちたり、頭皮が潤ってフケが減ったり、という嬉しい効果も期待できます。頭皮が健康になれば、髪もますます健康になりますね!
アボカドオイルの効果 ダイエット効果
かかわりのある栄養素
- 食物繊維
- カリウム
- ビタミンE
- オレイン酸
食物繊維とカリウムが、便や余分な老廃物を排出するデトックスの役割をしてくれます。
また、食物繊維の作用で空腹感をあまり感じず、食べすぎ予防にも効果的!さらに、ビタミンEが代謝アップの効果をもたらし、やせやすい体を作ります!
そしてオレイン酸には、肥満の原因となる中性脂肪をやっつけてくれる効果もあるんです。
アボカドオイルの使い方
アボカドオイルに高い効果があるのはわかりましたが、アボカドオイルにはどのような使い方があるのでしょうか?
アボカドオイルの代表的な使い方をまとめてみました。
アボカドオイルの使い方 食用として
一番のおすすめは、料理に使う油をアボカドオイルに変えることです。これが一番手軽にチャレンジしやすいと思います。
アボカドオイルは、安定性が高く熱に強いため、少々の加熱では栄養素は壊れません。
その他、マヨネーズやドレッシングを手作りするなら、その時に使うオイルをアボカドオイルに変えてみるのもいいですね♪ほんのり香るアボカドの風味が、サラダにぴったりですよ!
なかなか料理の機会のない方には、市販のスムージーやヨーグルトに混ぜて摂取するのがおすすめです。目安は大さじ1杯くらい。油っぽさを感じずに手軽に摂取できますよ!
アボカドオイルの使い方 スキンケア
おすすめは、顔のリンパマッサージに使うこと。
洗顔後、タオルで水分を軽く拭き、手のひらで温めたアボカドオイルで顔から首をマッサージします。
使用するのは500円玉大のオリーブオイルです。以下の流れでマッサージをしてみましょう♪
- 顔の中心から、耳の前へ老廃物を流すイメージでマッサージ♪
- 耳の前から鎖骨に向かって、さらに流すようにマッサージ♪
- 鎖骨のくぼみをぎゅーっと押して刺激!
その後は、いつもの化粧水・乳液でお肌を整えてくださいね!(オイルでべたつくようであれば、先に軽くティッシュオフしてください)
その他にも、メイク落としや、保湿クリームの代わりにアボカドオイルを使う方もおられます。
アボカドオイルの使い方 ボディマッサージ
おすすめは、ボディマッサージに使うこと。
入浴後、タオルで水分を軽く拭き、手のひらで温めたアボカドオイルで全身をマッサージします。手先・足先から心臓に向かって、血液を押し戻すイメージでマッサージ♪
途中、膝の裏や太ももの付け根、わきの下などを、痛気持ちいいくらいの強さで刺激するとスッキリします!適宜、オイルを追加しながらマッサージしてくださいね。
洋服を着る前にオイルのべたつきが気になるようであれば、ティッシュオフしてください。その他にも、赤ちゃんのベビーマッサージや、体洗い用の石鹸づくりにアボカドオイルを使う方も多いです。
アボカドオイルの使い方 ヘアケア
おすすめは、洗い流さないヘアトリートメントとして、ドライヤー前に使うこと。洗髪後、タオルで水分をしっかり拭き、アボカドオイルを手のひらに広げ、毛先や、ダメージのある部分を中心に馴染ませます。
その後、手櫛で全体にも馴染ませてから、ドライヤーで乾かしてください。8割ほど乾いたところで、ドライヤーを冷風に切り替え、毛の流れに沿って上から風を当てると、さらにツヤツヤしっとりの髪になれますよ♪
その他にも、頭皮ケアとしてヘッドマッサージにアボカドオイルを使う方もおられます。
※アボカドオイルは、アレルギーが出にくいと言われていますが、体質によって合う・合わないは個人差があります。最初は量を少なくして試したり、パッチテストを行ってくださいね。合わないと感じた時はすぐに使用を中止してください。
アボカドオイルの保存方法
オイルは基本的に、熱・空気・光に弱く、触れることで酸化しやすい、という性質を持っています。
アボカドオイルはその中でも、熱に強く酸化しにくいのが特徴ではありますが、より酸化しにくくする保存のポイントを3つご紹介します。
1つめは、常温で保存すること。10℃以下だとオイルが固まるので、開封後も冷蔵庫に入れないでくださいね。室温が低い時は固まってしまうこともありますが、品質には影響ありません。
2つめは、遮光性の瓶容器に入っている商品を選ぶこと。紫外線を避けるため、色のついた遮光性の高い容器を選んでください。また、プラスチックに含まれる化学物質がオイルに溶け出す可能性があるので、瓶入りのオイルを選んでくださいね。
3つめは、なるべく早く使い切ること。酸化を防ぐため、なるべく1か月以内、長くても3か月以内には使い切ることがベストです。酸化したオイルは体にもよくありません。使う量によってアボカドオイルの容量を選んでくださいね。
アボカドオイルの情報まとめ
いつまでも健康で美しく、そして若々しくありたい、という願いは、誰でも抱えているのではないでしょうか。
アボカドオイルを生活の中に取り入れるだけで、その願いに近づけるとなれば…これはもう、試してみるしかありません!健康に、美容に、そしてアンチエイジングに効果的なアボカドオイルを、是非お試しください!