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加水分解卵殻膜って何?美容に役立てるにはどうしたらいいか徹底解説!

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最近、卵殻膜が美容に敏感な女性の間で非常に流行っていますよね!

美容にいいのは知っているけど、具体的に何がいいんだろう?

そんな疑問を抱える方のために、卵殻膜、加水分解卵殻膜について詳しくまとめてみました!ぜひ、参考にしてみて下さいね。

卵殻膜とは

卵殻膜」とは、ゆで卵の殻を剥がすとき、硬い殻のさらに下に一枚ある半透明な薄い膜のことです。

ゆで卵をむくときに固い殻はむけたのに、この薄い膜をうまくむくことができず、つい白身まで一緒にもぎとってしまったという経験をした人も多いのではないでしょうか。あのむきにくい皮が卵殻膜なのです。通常卵殻膜は可食部として扱われないため、食品工場などでは卵殻膜を産業廃棄物として廃棄しており、利用されていません。

卵殻膜は厚さ0.07mmとたいへん薄く、その主成分は繊維状のタンパク質であるⅠ型コラーゲン、デルタマン硫酸、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などで構成されています。

卵殻膜はアミノ酸を豊富に含んでおり、その組成比を見ると、シスチンがとくに多く含まれています。次いでグルタミン酸、アスパラギン酸、ブロリン、グリシン、スレオニン、ロイシン、リジンの順に多くなっています。

卵殻膜にはヒトの皮膚や毛髪に含まれる成分も多く含まれており、力士がケガをしたときに、傷口に卵殻膜を貼り応急的な治療をしていたという逸話もあります。

加水分解卵殻膜とは

では「加水分解卵殻膜」とはどういうものでしょうか。

これは読んで字のごとく加水分解した卵殻膜のことで、具体的には水に水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどのアルカリ剤と、メタノール、エタノール、アセトンなどを混合してつくったアルカリ性の溶媒で卵殻膜を加水分解して(溶かして)作られた分解物のことを言います。

卵殻膜を加水分解するのは、卵殻膜を液状にすることによって飲んだり、皮膚につけたりして使いやすくするためです。この技術によって、卵殻膜の有効成分をヒトが格段に消化・吸収しやすくなり、食品原料やサプリメント、化粧品、繊維製品など、さまざまな製品への応用が進んでいるのです。

参考:NPO法人日本卵殻膜推進協会ウエブサイト

参考:キユーピーファインケミカルWEBサイト

加水分解卵殻膜の成分

食品原料、サプリメント、化粧品に応用されている加水分解卵殻膜。アミノ酸の他、さまざまな身体によい成分が含まれています。というわけで、ここでは加水分解卵殻膜の成分について主なものを見ていくことにしましょう。

加水分解卵殻膜の成分 シスチン(アミノ酸の一種)

加水分解卵殻膜には18種のアミノ酸が含まれていますが、その中でも抜きん出て多いのがシスチンです。

シスチンは体内でL-システインに変わり、皮膚のターンオーバーの正常化を促し、皮膚の健康維持、トラブル改善にはたらきます。

加水分解卵殻膜の成分 Ⅰ型コラーゲン(線維性タンパク質)

加水分解卵殻膜では皮膚、靱帯、腱、骨などに多く含まれる線維性タンパク質であるⅠ型コラーゲンが主成分となっています。さまざまなアミノ酸で構成されるコラーゲンは栄養補助食品や化粧品原料としておなじみの素材です。

加水分解卵殻膜の成分 デルマタン硫酸

ヒトの皮膚、血管、腱、肺、大動脈弁などに多く含まれる成分です。皮膚、関節、骨、筋肉の新陳代謝に重要な役割を果たします。

加水分解卵殻膜の成分 コンドロイチン硫酸

軟骨、皮膚を中心にヒトの組織に広く存在する成分です。ヒザの痛みなど関節炎による痛みを抑えるサプリメントの主原料に使われていることで有名です。

加水分解卵殻膜の成分 ヒアルロン酸

ヒトの関節、皮膚、眼球、腱、筋肉、軟骨、脳、血管などにも広く存在する成分です。粘性、保湿性が高く、細胞と細胞の接着にも関わることが知られています。

サプリメントや化粧品としてもおなじみですし、しわのないツヤ肌にするためのヒアルロン酸注射も根強い人気があります。

加水分解卵殻膜の成分 シアル酸

ヒアルロン酸同様、細胞と細胞の接着に関わっていく成分で、ツバメの巣に多く含まれていることで知られています。

最近の研究では脳はシアル酸濃度が最も高く、シアル酸が脳神経のシグナル伝達にも関わっていくと考えられています。

参考:Cold Spring Harbor Press. pp. Ch. 14.

加水分解卵殻膜の成分 デスモシン・イソデスモシン

ヒトの血管、靭帯、肺、皮膚など弾力性・伸縮性を必要とする組織に含まれています。エラスチンというコラーゲンを束ねて肌に弾力やハリを与える弾性繊維の有効成分としても知られています

加水分解卵殻膜の成分 リジルオキシダーゼ

コラーゲンやエラスチンなどの線維構造を作る酵素としてはたらく成分です。卵殻膜に多く含まれていることが確認されています。

加水分解卵殻膜の効果

先ほど、力士が傷口に卵殻膜を擦りつけてケガを治すのに使っていたとお伝えしましたが、加水分解卵殻膜は塗っても食べてもよい効果があることが確認されています。

加水分解卵殻膜を含む飲料は、身体の中で発生した炎症の回復に関係したり、免疫力や代謝促進を改善したりする効果があることが期待されています。

また加水分解卵殻膜を含む化粧品は皮膚の代謝促進、肌荒れ防止効果、皮膚にできた擦り傷、湿疹、ヤケドなどの炎症を緩和する効果があります。さらに発毛促進、脱毛防止への効果などが期待されています。

こうしたことを立証すべく、世界では加水分解卵殻膜の研究が進められています。その中でも日本では株式会社アルマード社が東京大学と提携して加水分解卵殻膜の研究を積極的に進め、世界の市場を牽引しています。

というわけでここではアルマード社と東京大学の研究を中心に加水分解卵殻膜を食べて現れる効果、塗って現れる効果についていくつか見ていくことにしましょう。

食べて関節炎の痛みを和らげる

アルマード社では加水分解卵殻膜80mgにはちみつ、ローヤルゼリーなどを配合した120mgのスポーツ飲料を作り、東海大学のマラソンランナーのうち、膝、アキレス腱などに故障をかかえる者4名に、1日3回、食後120mlずつ(1日あたり360ml;加水分解卵殻膜摂取量240mg)、60日間飲んでもらったところ、4名とも故障が回復して良好な状態で走れるようになったそうです。

参考資料:日本国特許庁、特開2004-229534

また、これはアメリカの研究ですが、加水分解卵殻膜食品を膝の変形関節症患者34人に1日1回500mg、8週間毎日食べて、加水分解卵殻膜食品を食べていない変形関節症患者33人と比較したところ、関節症による痛みが改善されたという報告がされています。

同じ研究グループでは腕の痛みに悩む人(片腕11例、両腕28例)に加水分解卵殻膜食品を1日1回、500mg、4週間食べてもらい経過観察したところ、70%以上の人で痛みが減り、30%以上の人が柔軟性も高まったことを報告しています。

参考:Clin Rheumatol. 2009 Aug;28(8):907-14.

参考:Clin Interv Aging. 2009;4:235-40. Epub 2009 Jun 9.

食べて肝臓の線維化、肝炎への進展を防ぎ、肝臓の健康状態を保つ

日本では、加水分解卵殻膜を食べることでどのような効果が期待できるかについて東京大学とアルマード社が、2007年より共同研究を開始しています。

彼らが行った研究成果は2014年12月にネイチャー・パブリッシング・グループが運営する電子ジャーナル「Scientific Reports」で一部発表されました。その内容は肝障害を起こしたモデルラットに加水分解卵殻膜を食べさせたら、肝障害の症状が改善したとのことです。

解析したところ、加水分解卵殻膜にはシグナル伝達経路を調整して肝臓の線維化を防ぐ役割があることが考えられる、というものです。

参考:Scientific Reports volume 4, Article number: 7473 (2014)

食べて炎症性腸疾患で起こる腸管上皮損傷を修復させ症状を改善する

これも東京大学とアルマード社が行い、2017年3月には「Scientific Reports」で公開された研究報告です。

この報告では腸内細菌の数や種類が少なくなるような腸内環境を作り炎症性腸疾患を起こさせたモデルマウスに加水分解卵殻膜を食べさせたところ、腸内細菌のバランスが改善することで、大腸菌などの腸壁を傷つける菌の数が減り、腸管上皮が修復していくことで炎症性腸疾患を改善する効果があることが示されています。

参考:Scientific Reports volume 7, Article number: 43993 (2017)

飲んで育毛・発毛促進

アルマード社では50~60歳代の頭部の毛髪が薄くなり、市販の育毛剤・発毛促進剤を塗っても効果が得られない男性3名に対し、加水分解卵殻膜80mgにはちみつ、ローヤルゼリーなどを配合したスポーツ飲料を1日3回、食後に120mlずつ(1日あたり360ml;加水分解卵殻膜摂取量240mg)飲んでもらったところ、2.5ヶ月ほどで産毛が増え始め、抜け毛が減り、髪にハリ、コシが出て太りなり、毛髪のボリュームが増えることを確認しています。

またこのとき被験者は白髪も減り、髪の毛が全体に黒くなっていったそうです。

参考資料:日本国特許庁、特開2004-229534

飲んで皮膚にハリやツヤが出てくる

アルマード社では30~60歳の女性10名に対し2週間継続して、加水分解卵殻膜80mgにはちみつ、ローヤルゼリーなどを配合したスポーツ飲料を1日3回、食後に120mlずつ(1日あたり360ml;加水分解卵殻膜摂取量240mg)飲んでもらったところ、10名全員が、「顔及び身体の皮膚が柔らかく滑らかになった」、「皮膚にかさつきがなくなり、ファンデーションのノリがよくなった」と回答しています。

参考資料:日本国特許庁、特開2004-229534

皮膚に塗っても皮膚にハリやツヤが出てくる

東京大学とアルマード社では加水分解卵殻膜をヒトの皮膚に継続的に塗布する研究を行ったところ、塗布2ヶ月~1年後に皮膚のハリがよくなる傾向があることを確認しています。

また研究グループでは30人の20~65歳を対象に1日2回12週間かけて腕に加水分解卵殻膜を塗ってもらう試験を実施したところ、加水分解卵殻膜を塗った部分では皮膚の水分量が高くなっていることを確認しました。

これらの原因を追究すべく研究グループでは加水分解卵殻膜をヒト線維芽細胞に加える細胞培養試験を行い、加水分解卵殻膜にはヒト線維芽細胞のⅠ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲンを増やすはたらきがあることを確認しており、ハリがよくなる原因は皮膚のコラーゲン分泌を高めるからではないかと考察しています。

また、加水分解卵殻膜にはヒト線維芽細胞のヒアルロン酸を増やすはたらきがあることも確認しており、加水分解卵殻膜の保水効果がこうしたところにあるのではないかとしています。

参考:NPO法人日本卵殻膜推進協会ウエブサイト

加水分解卵殻膜を使った製品にはどんなものがあるの?

今まで何度も名前が出てきましたが、加水分解卵殻膜の市場形成に貢献しているのがアルマード社。創業者の長谷部由紀夫氏が小学一年生のとき、当時人気を誇っていた力道山が「力士時代に卵殻膜を貼って傷を治していた」という逸話を聞いて、卵殻膜にすごい力があることを印象づけられ、大人になって卵殻膜を使った製品開発を志すようになったそうです。

しかし卵殻膜は線維構造が頑強で熱に強く、水や油にも溶けず、製品化しにくいという問題点がありました。そこで長谷部氏はキユーピーと共同開発を行い、水にアルカリ剤と、アルコールなどを混合してつくったアルカリ性溶媒で卵殻膜を加水分解する技術を見出し、これによりヒトが食べても塗っても卵殻膜の成分を消化吸収しやすい状態にすることができるようになりました。

そしてアルマード社ではこうして作られた加水分解卵殻膜をサプリメント、スキンケア、ヘアケアなどに製品化していきました。ここで代表的なものをいくつか紹介していきましょう。

サプリメント製品

加水分解卵殻膜にビオチン、アセロラ、リコピン、ローヤルゼリー、イミダゾールペプチド、長命草、ビルベリー、BCAAなど22種類の美容成分を配合した、アルマード社の「TO-II+SUPER EVOLUTION」は美肌効果が高いことで人気のシリーズ商品です。

Ⅲ型コラーゲンの分泌を高めることをねらう「美容栄養ドリンクⅢ型」もアルマード社の定番商品で、加水分解卵殻膜に超微細粉末化した卵殻膜、さらにフィッシュコラーゲン、玄米黒酢、イミダゾールペプチド、鉄分、希少糖、N-アセチルグルコサミンなどが配合されています。

この他、卵殻膜に金時草、オリーブ葉、ムラサキイモ、大麦若葉、ケール、桑葉、アロエやスピルリナ、乳酸菌などを配合した「美容青汁 美菜」、卵殻膜に80種類の植物を加えて発酵させた「チヨウ・スーパー美人」などはおいしく卵殻膜と野菜の有効成分がたっぷり摂取できる美容ジュースとして好評を博しています。

スキンケア製品

オージオ化粧品が開発した加水分解卵殻膜エキス95%の美容液「ビューティーオープナー」は2017モンドセレクション金賞を受賞し、シリーズ累計で500000個を売り上げました。透明感、ハリ、ツヤ、うるおい、キメなど肌の質感全体を上げてくれる美容液として着実に卵殻膜の存在感を広げるのに貢献しています。

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アルマード社でも通販ルートで「チエルラー」シリーズを、テレビ通販で「オーディ」シリーズをそれぞれ展開しており、クレンジングジェル、美容液、化粧水、保湿クリーム、日焼け止めクリームなどを販売しています。

チェルラーブリリオ

ヘアケア・ボディケア

アルマード社では加水分解卵殻膜に毛髪の主成分であるケラチンを加水分解させた原料などを配合したダメージヘア補修を目的とした「オーディ アミノリペアシャンプー」、「オーディ アミノリペアコンディショナー」の他、爪の補修を目的とした「オーディ シェル リペアネイル」、全身美肌ケアを目的とした「オーディ 薬用ボディソープ」などの製品も販売しています。

また、株式会社LIT INNOVATIONが販売している髪を伸ばすためのシャンプー「アスロング」にも加水分解卵殻膜が使用されています。長くて美しい髪が手に入るので、愛用している女性が非常に多いオーガニックシャンプーです。

加水分解卵殻膜まとめ

加水分解卵殻膜は美容、健康に非常に有用な成分として非常に注目を集めています。

まだまだ加水分解卵殻膜は研究段階の成分のため、もしかしたら今後新たな効果が発見されるかもしれません。

化粧品やシャンプー、サプリメント等で気軽に摂取することもできるので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか?

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